男女共同参画講演メモよりその1

レストランなんかで男は窓を背に 入り口を向いて座ることが多い。これは何万年も前から女を外敵から守るという行為である。女のボキャ(言葉)は男の2倍持っている。女は一日に2万語を話し 男は7千語を話すという。男の7千語は家庭の外で使い切るため 帰宅後は『めし ふろ ねる』になる。たとえば 電話の例で言えば男は要件を伝える為に 女は人間関係のきずなを深めるために、延々と長電話となる。このように 男と女には違いが。

男女共同参画白書によると 47都道府県中 福井県のランクは下のようである。
1)30代女性労働力率  4位
2)女性管理職の割合  19位
3)女性市議員の割合  37位

 戦前は 女性に選挙権がなかった。当然、被選挙権もなかった。戦後始めて参政権を持ち 35人の女性代議士誕生となったが 翌15人に減少。男性の既得権を守ろうとする壁、それ以上に女性自身による足の引っ張りがあった。現在全国では3人の女性知事、衆院の14人に1人、参院6人に1人は女性議員である。地方では全議員の3.6%は女性議員であるが 今立は0である。ぜひ女性の持っている問題点を、女性の視点で議会に生かしてほしい。イギリスでは議会が開かれるのは夜、また議員は普段着で討論している。どうすれば女性議員が誕生できるかは 女性の意識が大きく関係してくる。全町に渡る手づくりボランティア、ネットワークが必要になる。

 日本では今 2600万人の女性が働いている。そして働くことによって自立を手にしている。しかし問題点が3つある。
  1) Mカーブ
  2) ガラスの天井
  3) 12月の恐怖

2002/6/23/PM10
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