2009年11月06日
小さな世界から
テーブルの上に、何という名か聞いてみると、コマツナとカブラの水耕栽培とか。背丈何ミリの世界を覗いて見る。種から葉が育つときの世界、瑞々しい生きる力を感じていいものだ。カメラの接写の勉強のつもりが、そんなことはすっかり忘れて、不思議な世界に引き込まれていく。柔らかい赤ちゃんの手のような子葉達、まるで人間社会を彷彿。耳を澄ませば、小さな世界の楽しいざわめきが、生きるということに理屈なんかないよ、そんな声が聞こえる。
投稿者 sensyu : 2009年11月06日 21:17