2005年12月22日

師走二度目の大寒波襲来

yukituri.jpg

大変な雪となっています。除雪の毎日です。
3波数型とか露天風呂現象とか地球規模での説明も
ありますが、地球温暖化という言葉に慣れきってしまった
その間隙を突かれたようで戸惑っています。
屋根雪下ろしの事故多発、豪雪を何度も経験してきた世代も
高齢化して、気持ちばかりが若い現実。
若い力が都会へ集中してしまった今、地方はこの雪に
耐えることができるのか、吹雪の中を歩く人達の
丸い後姿が寂しそうに映ってなりません。
都会にいる若い方々、ぜひ励ましの言葉を郷里の
おじいちゃん、おばあちゃんにかけてあげてくださいね。

http://www.awatabe.com/information2006.htm

投稿者 sensyu : 11:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月14日

大雪警報

oyuki.jpg

福井県内大雪警報が出た。例年より早い積雪に驚く。
昨年の豪雨の記憶がまだ新しい中、不安がよぎる。
このところの異常気象は世の中の不安と連動している
ように思えてさえくる。

この雪でお隣鯖江では乗用車が車ごと川へ。死亡事故が
昨日あったそうだ。雪が溶け春になって現場をみると
いったい何だったんだろうと思えるだろう。
雪とはそういうものだ。

雪は溶けてもケンカは残ると言いながら、
これまで助け合ってやってきた土地柄。
昨今、人とのつながりが希薄との世相の中、改めて
雪国の温かい人情が雪を溶かしていくのを見たいと思う。

投稿者 sensyu : 07:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月04日

花筐公園植樹祭

福井県越前市粟田部町 花筐公園で植樹祭がありました。
朝9時から準備に入り、11時から植樹、
青空も出て大変穏やかな天気に恵まれます。

この植樹は「うららの木」運動として、花筐公園を
愛する人達の募金によって成されました。広く呼びかけ
本日の式典で発表されたところでは、244名の協力
5,880,000円もの協力金総額となりました。

花筐公園保勝会が中心となっての植樹祭、
大変盛大の内に今日一日を終えました。

http://www.awatabe.com/momizi/syokuzyu.htm

投稿者 sensyu : 22:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月01日

柿(かき)

しぶいカキと甘いカキの見分け方をご存知ですか。
しぶいカキ(渋ガキ)は何故渋いかと言えば
シブオールというタンニンのせいです。
このタンニンがまんべんなく溶けているカキはシブイ。

これに対して、甘ガキはこのタンニンが固まって
斑点のように散らばっている。この斑点は溶けにくい
ため渋みを感じさせない。

甘いかきは果実に斑点があるかないかで、見分けます。
でも、切るかしないと分かりませんから、一口食べて
わ~渋がきだ、と子供の頃の記憶が。
渋柿を長く干して水分がなくなると、おいしい干し柿に
なるのはこのせいでしょうか。

このシブオールは昔から塗料として柿渋(かきしぶ)
の名で知られています。漆にはウルシオールがあるように
漆とともに天然の塗料として威力を発揮してきました。
越前漆器を支えてきたのは実は柿(かき)だった
とも言えます。


投稿者 sensyu : 00:59 | コメント (0) | トラックバック