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2006年01月21日

福井県立図書館

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久ぶりに福井県立図書館へ行く。玄関先「白川文字学」の部屋が目につく。甲骨文字のレプリカ展示もあって係りの方といろいろお話を。白川静先生は福井県民賞受賞、また福井市名誉市民でもあると初めて知る。明治43年お生まれで現在も活躍中というから驚く。「さい」の発見で「口」の漢字問題に終止符を打たれたそうである。漢字の起源を、まざまざと感じさせる甲骨文字を見ていると、太古の人々の生活が浮かんできそう。

図書館の奥にゆったりと椅子が並べてある。大きな半透明スクリーンを通して雪景色が見れる場所に座る。近くの本棚にネット関係の本がたくさんあった。最近興味のある”PHP”とか”XML”とかの本をパラパラ見ていたら、先ほどの甲骨文字を思い出して不思議な気持ちになる。最古のものと最新のものとの間に、時間を感じさせない不思議な場所。

写真は3枚を合わせてみたが、うまくいかなかったのでそのままとした。苦心する姿が残るようで、かえっておもしろい。

投稿者 sensyu : 2006年01月21日 11:21

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