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2006年05月26日

ギャラリー叔羅

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 今立土木へ行ってから越前市ギャラリー叔羅(しくら) へ寄る。ここは何度かおじゃましたことがある。入り口に「朱夏展」と看板が立っている。書道の作品展が開かれていた。二室に分かれての展示をザット見て、受け付けの方とお話をした。お二人とも大変親切な方で書談義に花が咲いた。以前私が感じたこととか思ったことなど鏡のようにそのまま話されるのを聞いて内心大変驚く。何も変わっていないところが伝統の持つよさでもあり、重みなのかも知れない。「字がじょうずになりたい」「きれいな字が書きたい」と始められたそうだが、じゃ「よい字とかきれいな字」とかはどんな字という芸術の持つ根本的な壁がある。そうして簡単な動機で始めた「趣味」のはずがいつのまにかその人の人生を左右していくまでの大きな力になって行くかも知れない。そんなことをフッと思った。会場に溢れるきれいな澄んだ線を見ることができ気持ちよく叔羅を後にした。

投稿者 sensyu : 2006年05月26日 16:03

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