« 核なき世界 | メイン | カミキリムシが »

2009年07月11日

まもなく日食

一世紀(100年)間に起きる日食は約237回であり、1年に2回程度の日食がどこかで見れる勘定になる。しかし定点居住を余儀なくされる身であれば、日食を経験できるのは一生に何度かになる。今7月22日の日食は、全国から観測可であり、しかもその食分も1998年以来の大きなもので、今から楽しみにしている。日食地図には、北限、南限それぞれ限界線があり大変細い帯域幅が地上を走る為、どこからでも見れるという訳にはいかない。これに比べ月食はおおよそ地球の半分、どこからでも見れるという違いがある。月食は地球の大きな影の中(半影と本影)に月が入るわけで、日食と比べ時間的に長く、日食の突然あたりが暗くなる強烈さは感じられない。小学生の頃、完璧な皆既日食を経験、授業も中止となり、帰宅して観測した。ガラスにローソクの煤をつけ、その時を待った記憶がある。この次、全国で見れる日食は2016年まで待たなければならないが、その食分は小さいものである。

2009年7月22日、福井県では 09:48:58 食の始め、11:05:57 食の最大、12:24:05 食の終り、国立天文台 ttp://www.nao.ac.jp/
ttp://www.nao.ac.jp/koyomi/koyomix/eclipsex_s.html

投稿者 sensyu : 2009年07月11日 03:37

コメント