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2010年03月08日

松阪城梅林

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 松阪市長署名のある「蒲生氏郷公と松阪」碑によると、天正12年6月、29歳の若さで松ヶ島城主となった氏郷公がこの町を「松坂」と命名した、とある。天主跡にひときわ目を引く梅の花、梅が余裕を持って並ぶ様は印象的で綺麗。そこには「松阪城梅林」の石碑が。してみると古くは松坂、松坂城であった時代があったのかも。「坂」から「阪」への面白い歴史があるのかも知れない。ここは天守を持たない城であるが、その野面積みはすごい、角のみ切込みはぎになっているのは珍しく、この城だけであるそう。天守を作る話も過去あったそうだが、きちんとした城図面が残っていなかったので断念したとか。眼下に見える御城番屋敷の歴史など、案内をかって出ていただいた市駐車場の係りの方に感謝。実は途中仲間から一人外れてしまい、焦って迷い込んだところが天守跡にある松阪城梅林、雨だったせいでしょうか誰もいなくて、綺麗な光景を一人占め。ちなみに越前福井城の石垣は切込みはぎで対比して分かりよい。

投稿者 sensyu : 2010年03月08日 18:31

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