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2010年06月26日

大安禅寺と菖蒲

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 月食が見れると楽しみにしていたが雨が降っている。ネットで、『秀頼と淀殿が自刃、「山里丸」の遺構見つかる』という記事を目に。秀頼といえば淀殿、しかしわたしが連想するのは、豊臣秀頼といえば結城秀康。そして秀康といえば、

 大安禅寺の千畳敷にある福井初代藩主秀康の墓はもう何度か訪れている。今、花菖蒲祭で賑わっている。歴史の好きな方ならご存知のように、秀康の名は秀吉と家康から一字づつ。兄の信康からかわいがられた思いからか、立場を代え、孤立していく秀頼を弟のように守っていたことは、大阪落城の悲劇が秀康の死後であったこと、その前の関ヶ原の上杉への配置からも窺うことができる。秀康の墓の後ろにもうひとつ墓が建っている。秀康に殉死した、土屋左馬助、永見右衛門、介錯の侍も追い腹とのこと。このままにしておけば、家老本多伊豆守も自害する勢いであった為、あわてた家康が「殉死すること沙汰の限り」(もってのほか)の下知を出して治まったそう。秀康がいかに慕われていたかが分かる。ここには、4代光通、国姫の墓もあり、複雑な歴史模様も見えてくる。ここを訪れるといつもヒンヤリしたものを感じるが、気のせいとばかりは、、、。きれいだった菖蒲のことを書こうとしていたのですが脱線。

http://www.awatabe.com/fukui/daianji/

投稿者 sensyu : 2010年06月26日 20:49

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