« 小次郎公園桜 | メイン | 金星の日面通過 »

2012年05月21日

日食

sun_s12.jpg

小さい子供の頃、金環日食と聞いたとき、夏に食べたキンカンウリを連想していた。子供にはなかなか大きいウりで皮が黄色く中は空洞で正にキンカン日食と勝手に想像したもの。ついでに皆既日食は怪奇で、あたりが暗くなり怖いからだろうと思ったものだ。

1ユリウス世紀という単位があり36525日をいう。この間に日食は237.5回、内皆既65、9回、金環77、3回、皆既と金環が混ざったもの10、5回、残り部分となる。1年に2回以上どこかで日食があり、地球規模で考えるなら日食は何も珍しいことではないのだが、土地に縛られ生きている身にはそうそうお目にはかかれない。生きている内にはもう見れないなどと聞いたりして楽しみにしていたが、天気予報は最近まで曇りで、静岡、東京まで行こうかなどと冗談も。昨日からか急に天気がよくなるような情報にカメラの準備もなく今朝を迎える。

 どうせなら、いつも散歩する花筐公園でと思い早起、琴弾山展望台へ行って三脚立てたりして準備。少し雲もあったが、日食が始まるころ雲はなく絶好の日和。いつも散歩している方達といっしょに眺めたりして賑やか。金環といっても、ここ福井県ではきれいに円になるわけではない。しかし思っていた以上の欠け方にチョット驚く。最大食の時も暗くならないと聞いていたので興味があったが、さすがにその瞬間わずかではあるが暗くなり、自然のすごさを肌で感じた。

http://www.awatabe.com/awa/2012/sun.htm

投稿者 sensyu : 2012年05月21日 16:08

コメント