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2012年11月09日

樹木公園研修会

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 このほど、石川県林業試験場(樹木公園)での研修会に参加。雨の心配もあり傘を用意。午前8時、粟田部本町を出発。

 花筐公園保勝会と郷土史研究会との合同研修会、福田代表をはじめ見知った方ばかりということで、バスの中は気楽な会話で盛り上がり。目的地の石川県林業試験場・樹木公園は面積27ヘクタール、約800種1万5000本の樹木、特に桜は約130品種900本と全国有数とのこと。ニホンカモシカなどを見ることもあるそうだ。

 樹木公園、研修会場ではプロジェクターを使用しての桜を中心とした講習。北陸3県に分布する、ヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、など、また北陸以外の、マメザクラ、オオシマザクラ、カンヒザクラ、はては外国に咲くヒマラヤザクラ他などの説明。また北陸に菊桜など品種が多い原因として、日本海側の特異な気候条件、フェーン現象などが受粉に影響、突然変異を誘発していると考えられる。能登・加賀の菊桜や兼六園の菊桜は有名。桜は明るいところで育つ陽樹、桜の根は浅く横に広がる、広い面積を柵で囲んで元気になった桜の例など、公園では毛虫などは蜂が始末してくれるので特に消毒などはしないそうである。

 午後から研修会場を後に、白山比咩神社、白山神社の総本宮であり加賀の国一ノ宮へ参拝。比咩、何故ひめと読むのか、口に羊だから「メー」なのかなど冗談を言ってみたくなる。手取峡、きれいな滝があった。後半少し雨となったが大変有意義で楽しい一日であった。写真は白山比咩神社の神馬。
平成24年10月28日

http://www.awatabe.com/travel/zyumoku/park.htm

投稿者 sensyu : 2012年11月09日 01:02

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