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2006年05月31日

立てば芍薬・・・

syakuyaku.jpg

 立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合(ゆり)の花、と美人を表現する言葉があります。シャクヤクはキンポウゲ科の花で、初夏に咲くボタンに似た大型の花として親しまれています。根は薬にも使われるそうですから名前の通りです。中国ではこの芍薬は別れを惜しむ時贈る花としているそうです。そう言われると多くの花びらを、別れの時感じる複雑な心のヒダと捉えているようにも思えてきます。目の前の大輪を観ていると、別れにはもっとあっさりとした花のほうが心を残さずいいようにも思いますが、こればかりは好みの問題です。別れの時どんな花を贈るだろうか、またどんな花を貰ったら嬉しいでしょう。

投稿者 sensyu : 2006年05月31日 16:48

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