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2007年03月01日

記録的暖冬に

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 1899年観測以来最高気温を更新、今年の暖冬は記録的となったそう。1889年といえば伊藤博文や福井ゆかり岡倉天心、また樋口一葉などそうそうたる名前の羅列が煌く時代。以来誰も経験していない冬を過ごしていると思えば、それなりに考え深いものだ。ここまでくると「よかった」から「気持ちが悪いね」と挨拶も微妙に変化してきている。道路に全く雪がないのも変に落ち着かない。慣れとは恐ろしい。さて道路と言えば車のナンバープレートの話、

 富士山ナンバーが出来るらしい。他にもいろいろその土地を表すような名前のナンバーが許可されていくとか。観光に一役買うというのがその動機の一端か。失礼かも知れないが何につけ硬いと思われがちな役所にしては珍しい。あまりに強引であった合併後のギクシャクとした空気懐柔策と見るのは穿った考えか、または県境を無視し道州制への布石とでもいうならそれはそれでらしいと納得もできようか。いずれにしても楽しそうな企画と映る。すると、この辺は福井ナンバーから越前ナンバーになるのかも知れないと想像してみる。ちょっと一昔前と断って、福井ナンバーは都会であまりよく言われていない時代があったようだ。停止線オーバー、唐突な車線変更などが主な理由であったよう。大阪でタクシーに乗った時、運転手さんから直に聞いたこともあるからほんとうだったのかも。これには肩を持つようだが、慣れない都会の何車線もある道路と多くの一方通行の道路が影響していたのではないかと今では思っている。そんなこんなを思えば過去のイメージ一新で「越前」も悪くないかもと思えてくるが、何でも「越前」さえつければよいかと言えばあまりに芸がないと、自分も含め(笑)思えてくるのはどうしたことでしょう。

投稿者 sensyu : 2007年03月01日 22:55

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