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2007年03月03日

古墳ってやっぱり

kofun3d.jpg

 一面トップに大きく「継体稜に巨大石組み」と報道された。大阪府は高槻市の今城塚古墳とある。高槻には親戚もあり何度かおじゃましたことがあるので、継体天皇の古墳があることは以前より知っている。福井県は継体即位1500年ということで、この発掘をナイスタイミングと捉えたと思う。何故今城塚古墳と呼ばれるのか、ほんとうに継体稜なのかはネット上にいろいろ詳しくあるので、ここで書くまでもないですね。おおとの皇子の校歌を歌い育ち、所縁の佐山姫の住まわれたという所で、こうしてキーボードを打つ身にすれば、継体稜はもちろん気になるところです。

 早速Google Eearthで見にいきましたが正直上空から見た感想は複雑。学術の名の下ではあんな風になるのか。美しさを保ちながらの発掘はきっと難しいのでしょうね。ところで、古墳ってお墓なんでしょう。何千年たったら何をしてもいいのかな。人は未来永劫生きたい、肉体は滅んでも魂は生き続けたいと願う気持ちは古代の方がもっと強かったように思う。だから、死後の静寂を求め力に応じて山のような頑丈な古墳など作ったのでしょう。そう言えばあのキリストでさえ、何日か前お墓が見つかったとかネットに流れていたし写真も見て驚いたばかり。言葉は悪いけど何でも「アバク」時代なんでしょうか今。自分の先祖のお墓だったら絶対いやだと思いませんか。ピラミッドや始皇帝の墓、キリストまで、、、だからといって日本は日本でいいような気もしますが。最近では堂々と「無神論です」「死んだら終わり」など胸を張って言われる方もたくさんおられる世の中ですから、もう仕方のないことなんでしょう。ささやかな抵抗、こんな感じであって欲しい継体天皇稜、3D楽しみながら越前より遠く高槻に思いを馳せる。

投稿者 sensyu : 2007年03月03日 00:53

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トラックバック時刻: 2007年03月14日 22:28

コメント

古墳についてのいろいろな考え方がそろっていて勉強になりました。TBありがとうございます。

投稿者 せん : 2007年03月15日 23:30