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2010年03月11日

一乗谷朝倉氏遺跡

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 戦国武将朝倉100年の栄華も夢幻、広い発掘跡の片隅に墓が。義景終焉の地、大野にも墓がある。織田・浅井・朝倉、劇的な瞬間の連続が繰り広げられたこの地に立てば、頬を撫で行く風も悲しげ、栄耀栄華はいつか落つる椿のはかなさ。この時代、京が中心、比較的近い越前が早い内に巻き込まれたのか。雪深い一乗谷、攻め込むものなどおらぬと思っていたとしても、まして、この地から天下を望むなど、専守防衛、それだからこそ京に劣らぬ文化の華が咲き続けていたのでしょう。昨年はこの地にまず皇太子殿下、そして天皇・皇后両陛下がおみえになり大きな行事が開催されたのも、壮大な歴史から見て、まことに相応しい選地。ガイドの方にお聞きした姉川の戦いでの長刀振り回す真柄十郎左衛門の姿、大阪の陣などなど越前兵はその歴史の要所要所において強かった、なにぞの本に記されていたのを思いだし。

http://www.awatabe.com/fukui/asakura/

投稿者 sensyu : 2010年03月11日 21:22

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