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2010年09月12日

蓮如の里

蓮如の里

 今庄町の芋ヶ平にある蓮如上人像は以前から一度訪れてみたいと思っていたが、ようやく。古木を通り小倉谷、そうして瀬戸。ここから舗装してあるとはいえ山道を相当走ることに。

 何度か道を違えたのではと思いながらも、ようやく蓮如の里と大書してある標柱を見て安堵。広い野原に誰もいなかったが、しばらくして山上より一台車が降りてくる。お聞きすれば、子供の頃ここに住んでおられたそう。ここには何の建物があったなど懐かしそうに。あの山が冠山で池田にも岐阜にも繋がって、と指さしながら。今は人気なくススキが茂っているこの地にいろんな物語があったよう。

碑文ー概説
 文明三年(一四七一年)初夏中旬頃、本願寺破却の際蓮如上人は、叡山の僧徒に追われ、芋ヶ平、まで難を逃れた。この時畑仕事をしていた老婆に導かれ岩穴の中に一時身を隠され老婆に三度の食事の世話を受けた。やがて上人ご出立の際老婆に対し「汝はわがための命の親なりよい形見を得させん」と六字の名号を与えられた。これを岩屋の名号と稱し今に伝えられている。別碑ー蓮如上人お別れ おうた 「戀しくば 南むあみだ佛と 稱うべし われも六字の 内にこそすめ」

http://www.awatabe.com/fukui/rennyo/

投稿者 sensyu : 2010年09月12日 19:23

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