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2010年10月31日
冠山の紅葉
池田町の冠山、国道157号線を走る。途中までは大変整備された道だが、頂上へ近づくある場所から急に狭くなる。綺麗な紅葉に目を奪われないよう運転に気をつけなくては。
降っていた雨も上がったが、やはり頂上付近はガスがかかっていた。ガスと言えば濃い霧の別名でしょうか、小説「氷壁」の中で主人公がガスに囲まれていく場面を思い出す。ガスで烏帽子の形をした冠山頂は残念ながら。随分以前夏ではあったが一度見た記憶がある。突然真っ白な中からリュックを背負った人影が鈴の音と共に、こういった場所では人と出会うと何とも嬉しいものだ。先ほど出会った方達も鈴を鳴らしていた。白いガスと鈴の音、対非日常的雰囲気の中での立ち話、話題はやはり熊に。今年の夏の異常気象で山のナラの木にドングリがない。熊は柿などを求めて里に降りていく。毎日のように、怪我や射殺のニュースが続いている。こうしてお話を聞けば、一生懸命山を守っている方達もおられるのだが、きっと追いつけないほどの生態系の乱れが起こっているのだろう。羨ましいほどの、こんな美しい場所で生きている動物達、幸せだったはずなのだが、
http://www.awatabe.com/ikeda/kanmuri/
2010年10月16日
1億本のコスモス
初めて見る1億本のコスモスは圧巻。早く目が覚め、福井へコスモス観賞。途中雨が降って引き返そうか迷ったが、到着は朝6時前。一面コスモスの乱舞の中、夜が明けて行く。
両側コスモス咲く中をジョギングの方、お聞きすれば1億本は栽培面積から割り出せるしNHKでも放送されたとか。今日が満開といわれナイスタイミング、今年は少し遅いと。休耕田の利用で、コスモス畑の位置は毎年変わるそう。これだけ広い平野だからできるのかも知れない。広い駐車場も見えた。観光バスもたくさん来るそう。カメラマンは夕方多いなどいろいろ会話。福井宮の下のコスモスは今が見頃。
http://www.awatabe.com/fukui/kosumosu/kosumo_b.jpg
2010年10月05日
おさごえ民家園
福井日赤病院を左に見てもうしばらく、足羽山に沿って行くと「おさごえ民家園」がある。その横のカルチャーパーク駐車場から歩く。立派な噴水公園になっていて青空に真っ白な水煙を上げている。
おさごえ民家園は県内各地の古民家を福井市が移築保存しているところ。かやぶきの家は維持管理が大変で、ほとんど毎日のように囲炉裏で火を焚かなければ屋根が傷む。係りの方のお話ではかやぶきは25年に一度は葺き替えが必要で、今も中ほどの旧箕輪家住宅の葺き替え工事中であった。職人さん達が休憩中でいろいろ会話。特殊な技術でもあり、岐阜とか山梨とか県外から、アパートに寝泊りして2ヶ月ほどかかるそう。昔のものをそのままの形で残していくには、こういった職人さんが残っていくかにかかっている。工事中の古民家は今立八石の箕輪家のものと知りご縁もあり少し驚きながら見学。完成したらまた見に来てくださいと職人さんに言われ、そうさせていただこうと思う。
http://www.awatabe.com/fukui/osagoe/
2010年10月04日
堤防に咲く彼岸花
越前市、武生は菊人形も始まり、これから街中はにぎやかに。その菊人形会場を横目にもう少し行くと川があり、遠目からも真っ赤な彼岸花の群生が見える。
ここ、越前市上太田町にある吉野瀬川の堤防は初めて歩く。何百メートルかの間は車が入れないように柵があり散歩道になっている。今、彼岸花満開で綺麗な光景。あまり人が歩かないのか、大小の鳥を近くで見ることができるようだ。土手に咲く真紅の彼岸花、こうして鳥達を驚かせないよう静かに歩いていると、光景は違えどフッと京都の哲学の道を連想。