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2011年11月12日

武田邦彦氏講演会・小浜

武田邦彦氏講演会

 今ネットで注目されている教授が福井県で講演と知り、小浜へ向かう。小浜市役所へ車を入れ、玄関受付の方に会場への道を訪ね、親切で適切な案内を受ける。少し時間があったので、病院や公園、それに小浜駅など散策。5時頃会場の小浜市働く婦人の家 「咲楽館」へ

 職員の方や所長ともお話でき、この「働く婦人の家」などの概要を理解。ロービーでは主催スタッフの方々とも歓談でき、大変元気のいい市との印象を持つ。続々と会場に人が集まり始め用意された椅子は満席になり、そこへ案内されて武田邦彦教授がお見えになる。

法人会講演会「環境問題のウソと本当の話」
中部大学総合工学研究所(副所長)武田邦彦氏

看板と垂れ幕、演台横に大きいカラフルな生花

 先生の講演内容はネットでもうどなたもご存知でしょうから、ここには書かないことに。なお、講演中の携帯や写真は禁止とのことで従う。予想はしていたが、1時間半の講演のうち、1時間を原発問題にさき、残りを環境問題という構成。時折、あの人なつこい笑顔でアドリブが入り会場が沸く一時を除き、咳払い一つなく水を打ったような静けさの中、朗々と先生の声だけが響く。未だこんなに張り詰めた空気の中での講演はあまり記憶がない。それほど話す方も聞く方も真剣であったからでしょう。

 初耳といえば、先生は若い頃、オートバイで本州を一周され、その時一度小浜へ来てなんだか古い感じの宿の2階に泊まった記憶があるそう。あと、男性の方がいく分多いと感じた会場内にも関わらず、「日本男子が情けない」「日本の男はカス、セミの抜け殻」などの言葉はチョット反論したくもあるが、これは心内に何かどうしようもない特定の組織とか人物を思い描いてのことか又は叱咤激励の裏返しだろうといいように想像解釈したい。どうやら総理の代わりはいくらもいるようだが、「子供を守りたい」と声を枯らしてまわる先生の代わりは今の日本にいないと感じるからだ。最後に講演会を開催していただいた主催者のみなさまにも敬意と感謝を。
2011 11/10

投稿者 sensyu : 2011年11月12日 16:21

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