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2011年11月23日

勤労感謝の日に思う

サギと川

 カレンダーを見てみると23日祭日は勤労感謝の日、その下に小雪、神農祭とある。てっきり戦前の新嘗祭(にいなめさい)のことかと思いきや、それはそれであった。戦争に負けたから勤労感謝の日と名前が変わったよう、それはそれでいいのだが、

 勤労感謝の日とは「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」国民の祝日、だそう。額に汗して、生産、感謝しあう、何だか風化した言葉、化石を見るような気がするのだが気のせいか。新嘗祭とは飛鳥時代から、その年の収穫に感謝する宮中儀式、瑞穂の国と呼ばれてきた日本らしい響きを持っている。天皇陛下もお体を壊されておいでとか、日本国を汚染という暗雲が覆い、真に痛ましい限りだ。

 さて急に身近な話題で恐縮だが、ごく最近、三つ驚いたことがある。第一は粟田部を震源とする広範囲に影響を及ぼした地震があり、ツイッターなどで情報が飛び交っていた。事の良し悪しは別にして、こんなに粟田部が話題になったことはあるのだろうか。八石陶芸の棚から作品が少し被害とか耳にしたが、総じて深刻な被害もなかったようで、地元では結構明るく挨拶がわりに語られている。第二は、もみじまつりへ何日間か観光バス5台が毎回乗りつけたそう。駐車場に場所の確保がしてあったのは知っていたが、大変明るい話題である。第三は、これが最も嬉しかったのだが、地元の鞍谷川に大きなサギと何十羽もの鴨だと思うが、水鳥の泳ぐ姿を始めて目にしたこと。知らなかったのは私だけかも知れないが、兎に角始めての光景に感動。川が綺麗になっていると実感、川が綺麗になるということはこういうことなんですね。

 今、サイレンの音、越前市粟田部町で車両火災、消防車出動中とのこと、大事なければよいですが。

投稿者 sensyu : 2011年11月23日 14:13

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