2006年04月28日

乃木大将の名が

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 お昼頃仕事で近くの服間へ行く。年配のお年寄りにお聞きすると近くに忠魂碑があるそうだ。以前話には聞いていたがたいそう大きな碑であるとか。天気もよく行ってみることにした。途中知り合いの家で道を尋ねてわかったのだが、地元の方でも若い方は、はっきり知らない人も多いような気がした。粟田部の忠魂碑は小高いところにあるが、服間の忠魂碑は平地にあり、しかも道路からわずか入り込んだところにあった。長く今立にいて始めて訪れる。最初は何でも新鮮な驚きがある。ちょうど大安禅寺の松平公の墓所を訪れたとき見たような大きな碑であった。「まぁ見てみねの、乃木大将の名前があるでの」と何年か前聞いてはいたが、確かにそう言われるのも頷ける。今立には粟田部花筐公園の忠魂碑には東郷元帥、服間の忠魂碑には乃木大将と陸海そろっていたんですね。只、そこに漂う雰囲気はとても厳粛で何か張り詰めたものを感じました。これは完全に墓石の形を取っているからかも知れません。花筐公園の忠魂碑は自然石の姿です。しかし、今日お聞きしたお年寄りも小さい頃この場所でよく遊んだそうですから、子供に碑の形などは関係ありませんね。

http://www.awatabe.com/peace/cyuukonn/index.htm

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2005年07月02日

地球儀

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午前中、用があって県国際交流会館へ。
大変モダンな建物。ロビーに大きな地球儀があった。

ITと言う言葉もICTに変わったとか。
このところどんどん進んでいく社会にぴったりの地球儀。
ユビキタスとは遍在とか。どんな社会になっていくんでしょう。
国境線のない自然なままの地球を見ていると、
いつかほんとにそんな時がやってきそうな気がしてくるから不思議。

外国の方達が楽しそうに話しをしていた。
福井にもこんな雰囲気の場所がある。

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2005年06月18日

みくに龍翔館

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三国町の、みくに龍翔館へ行きました。今日6月18日~7月10日まで、塗師、井田一洞斎の仕事場再現や作品の展示があると知り、もう興味深々。このスマートな建物は、明治時代に来日したオランダ人、George Arnold Escher(ジョージ・アーノルド・エッセル)の設計とか。だまし絵で有名なエッシャーは、彼の5男だそうですから、何となく頷けます。五層八角という龍翔館の建物は外から今まで何度か見ていましたが、中の見学は始めて。大変すばらしい展示物に驚き、2時間近くも見て回りました。

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2005年04月26日

幢幡(とうばん)

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寺院の宗派によっては、こんな幢幡が釣ってある。
いくつもやっているので、得意分野。
今日、修理依頼が入っての撮影。

幢は「はたぼこ」幡も「はた」の意。
インドではその昔、旗をさした。
現在の寺院では、仏像の上の仏天蓋(ぶってんがい)
須弥檀の前に人天蓋がかけられ、天蓋から伸びた位置に
幢幡が左右一対架けられるのが普通。
木製漆箔のものが多い。これからして、
幢幡とは天蓋から垂らした旗の意味合いがある。
幢幡の上には六方に竜頭があり、彩色などが
施され、瓔珞(ようらく)が垂らされ大変豪華なもの
になっている。

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2005年04月14日

伝統は

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こうして若い力が守っていく。あちこちで、後継者がいないと聞くなか、頼もしい。
生まれながら、この世界にいると、そんなに感じなかったが、ここにあらゆる伝統の技が生きているのだと思えてくる。合う人合う人から、そう言われる。伝統技法の粋を集めた仕事の紹介も少しずつ。今が、ちょうどいい機会かも知れない。

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