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国語と宗教の強要
投稿者: s1_9150242 2002/12/11 2:24
メッセージ: 251 / 1760


ackroyd_36さんwrote

>学校では日本語のほか「修身」なども教えられました。天皇崇拝は強化され、皇居に向かって最敬礼させる「宮城遙拝」も強要されましたが・・・

日本軍は占領後 日本語と宗教の強要をしたみたいです 記録映画なんかには象徴である鳥居なんかが南の島に

これはかえってマイナス面が多いように思うんですがどうでしょうか
戦後米国はそんなに英語の強要 キリスト教の強要を日本に迫ったようにも思えないんですが?
韓国にはキリスト信者が多いと聞いたことが なぜでしょうか

これは ackroyd_36 さんの 249 に対する返信です

ご参考までに・・・>
投稿者: marujee 2002/12/11 9:12
メッセージ: 252 / 1760


>幕末 英仏がからんでいたので陸軍は仏 海軍は英かなーと勝手に思っていました(^_^;)

蝦夷狼さんの話(msg247)とWりますがご参考までにもうちょっと補足の意味で下記の「日本とプロイセン」をご覧ください。

http://www.ad.wakwak.com/~ywatari/Deutch/PotsdamHTM.htm

これは s1_9150242 さんの 244 に対する返信です

プロイセン主義!
投稿者: s1_9150242 2002/12/11 10:44
メッセージ: 253 / 1760


>「プロイセン主義」と言われた参謀本部主導による戦争方式であった。
プロイセン陸軍からは参謀少佐メッケルが来日して指導し、日本陸軍からは多くの英才が派遣された結果、急速にプロイセン主義の思想が導入された。
一つは、「国家のすべての機能を国防の一点に集中する」という総力戦の思想であった。
もう一つは、「はじめに敵の不意を衝き、劇的な戦果をあげる」先制主義であった

http://www.ad.wakwak.com/~ywatari/Deutch/PotsdamHTM.htm
・・・部分引用

なるほど 日本は先生の教えを忠実に守る優等生?だったんですね 賢くなりました
ありがとう!>marujeeさん(^^)

これは marujee さんの 252 に対する返信です

日独同盟
投稿者: Q_WADIS 2002/12/11 19:24
メッセージ: 254 / 1760


 日独同盟はいかにもご都合主義的な同盟で、アーリア至上主義のヒトラーにしてみれば、東洋人である日本人など本来はスラブ民族以下扱いでしょうけど、同盟を結んだ手前、とりあえず名誉白人として格上に・・・、と書くとアパルトヘイト時代の南アのようです。独は国際連盟脱退時に、日本に同調してくれた訳じゃないですしね。

 共産主義への不安については、松岡洋右が、日独伊+ソの四国協商構想を打ち出してみたりと、おいおい防共協定じゃなかったのか?、とまあこうなるとイデオロギーもなにもあったもんじゃなく、単なる合従連衡で、悪魔呼ばわりした相手とあっさり結んでみたりする理念ゼロの政治力学を思わせます。

 考えてみれば第一次世界大戦で独に参戦したことも、独と別段利害があったわけでもなく、機会主義的に参戦しただけですしね。これでは同盟も大して堅固なものではないのも仕方ないでしょうね。そもそも、独は対ソ参戦を、日本は対英米参戦を同盟国と協議していないという時点で、軍事同盟としていかがなものか、という気がします。

>士官学校とドイツ語を選択しドイツの駐在武官を経験した人が多い。
 これは今でもよく聞く話ですね。海外帰り(特に欧米)が、アメリカではこーする、とか、イギリスではこーやる(下の句は「だから日本はダメなんだ」)、とか、「●●でわの守」に出世して帰ってくるわけです。

 単なる西洋かぶれですが、まあ赴任国に親近感を覚えるのは仕方ないかもしれないです。でも、軍人や外交官たるもの、1国にかぶれるのではなく、全世界の中で相手国や日本の位置づけを正確に見てほしかったですね。何カ国かローテーションして回しておけば視野も広がったんでしょうけど。

これは marujee さんの 243 に対する返信です

韓国とキリスト教
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/11 22:23
メッセージ: 255 / 1760

>韓国にはキリスト信者が多いと聞いたことが なぜでしょうか

私も以前に韓国の方に聞いたのですが、「よくわからない」と
いうことでした。

下のサイトによりますと、韓国でキリスト教徒が増加したのは戦後
であり、生活がアメリカナイズしたこと、共産主義に対抗できる
イデオロギー(?)として機能したことがあるそうです。
それなら日本でももっとキリスト教徒が増えてもよさそうだと思
いますが。

http://www.keiho-u.ac.jp/asia/news12jesa.htm

これは s1_9150242 さんの 251 に対する返信です

韓国のキリスト教
投稿者: crub4o 2002/12/11 22:47
メッセージ: 256 / 1760


「スカートの風」3部作で日韓文化交流に新風を吹き込んだオ・ソンファさんの著作で、韓国におけるキリスト教の位置付けを読んだことがあります。

本来、「天の国」での幸福を説くキリスト教が、韓国では「現世の利益」を希求する一種の手段化していると言う内容でした。
韓国人の性行に合致するように変貌したからこそ、キリスト教は韓国で普及したのかも知れません。

日本で言うと、神社でのお祓いみたいなもんですかね?

これは o_sole_mio00 さんの 255 に対する返信です

ドイツ駐在武官>蝦夷狼さ
投稿者: marujee 2002/12/11 23:15
メッセージ: 257 / 1760


>武官よりも大使の方がリッペンドロップの説明を鵜呑みにしてたと何かの本でよんだな。(msg247)

ここの大使とは大島浩大使(陸軍中将)のことだと思います。大島はドイツ駐在陸軍武官をやっていた時にリッぺントロップから防共協定の申し入れを受け締結に結びつけ、リッペントロップとは馬が合っていました。しかし、そのドイツに独ソ不可侵条約を結ばれて裏切られ、大使をやめ、その後ドイツ側からの要望でまた大使に返り咲きました。陸軍で教育を受けた彼はドイツにはぞっこんだったようです。このへんのことは下記を見るとよく書いてあります。
要するにドイツに親近感を持っていたのは陸軍武官事務所の連中で海軍武官事務所では冷静に世界の動きを見ていたようです。従って駐独武官とは陸軍ではなく海軍武官だったのでしょう。
http://www.people.or.jp/~deutsch/sub23.htm
http://www.people.or.jp/~deutsch/sub10.htm

大使が東郷>大島(38/9〜39/10)>来栖(39/10〜41/1)>大島(41/2〜45/5)と変わってゆく背景、当時のベルリンの様子、海軍の終戦工作など面白いですよ。

これは EzoWolf さんの 247 に対する返信です

マッカ−サ−とキリスト教
投稿者: hn2602 2002/12/11 23:18
メッセージ: 258 / 1760


アメリカは勿論真面目に日本をキリスト教化しようと考えたと思われます。ただアングロサクソン流の賢明さで、表面上は日本の軍国主義退治を押し出したので今でも我々日本人はそう思いこまされているわけですが。
 即ち日本国憲法の@政教分離の原則A公(おおやけ)の支配に属さない教育に対する公的援助・支援の禁止がその仕掛けです。
 神道・仏教系の教育に公的援助を禁止させ(勿論ミッション系にも)、糧道を断ち、一方ミッション系(キリスト教系)にはアメリカ本国のいろいろなル−トを通じて経済的・文化的その他の支援を行えば、日本は何れキリスト教化すると思い、又一方で皇室のキリスト教化も考慮し、熱心なクエ−カ−教徒のヴァイニング夫人を皇太子(今上天皇)の家庭教師としたのです。全く日本も占領行政をするならこの位の思考法は取るべきでしょう。私は小日本主義者で石橋湛山氏を尊敬していますが、一方で戦前の日本が氏の言うように植民地を放棄したとしても、日本より一枚も二枚も上の欧米列強に手玉に取られるだけで氏の予想したようには世界は進まなかったのではないかと思います。
 尚ロ−ムシャ(ご推察の通り日本語の労務者です)については、激しい労働下で多くの犠牲者がでたことは間違いないでしょうが、例によって反日日本文化人が遺跡のでっち上げや被害者数の水増しを行っており、現在のところ第2次世界大戦中の記憶がありインドネシア側の冷静な対応に救われていますが、世代が交代し、あるいは社会主義的な政権でも誕生した時には中国や半島両国のような問題がでてくるものと考えられます。

これは s1_9150242 さんの 251 に対する返信です


南方占領地行政実施要領
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/11 23:29
メッセージ: 259 / 1760


>日本軍は占領後 日本語と宗教の強要をしたみたいです 

1941年11月に南方の占領地の統治について南方占領地行政実施
要領が定められておりますが、「皇軍に対する信畏観念を助長せ
しむる如く指導し、その独立運動は過早に誘発せしむることを避
くるものとす」とあります。皇民化教育を推進し、独立運動を押
さえつける方針のもとに進められた政策と思われます。

これは s1_9150242 さんの 251 に対する返信です


そうかなぁ
投稿者: ackroyd_36 (15歳/日本) 2002/12/12 0:11
メッセージ: 260 / 1760


スカルノやハッタと日本はインドネシアの将来の独立の約束をしていた。
そういう約束で日本が軍政をしいた。
だから皇民化教育は独立運動を押さえつけるためのものではないと思います。

オランダの愚民化政策でろくな教育を受けていなかったインドネシア人に教育を施したことは、その後のインドネシア人に大きな影響を与えている。
独立運動を押さえつけたなどとでたらめを言って、オランダと日本を同じにしないでください。

これは o_sole_mio00 さんの 259 に対する返信です


>韓国とキリスト教
投稿者: s1_9150242 2002/12/12 13:25
メッセージ: 261 / 1760

>韓国ではいまでも、約8割以上の家がチェーサをおこなっているといいます。4人に1人がキリスト教徒といわれていますが、家族全員がキリスト教信者とくにプロテスタントでない限り、チェーサは続けられています

チェーサ始めて聞く名前 でも想像どおりK教の割合は多い 日本でこのような事にならなかったのは もともと信心がなかったからかなー(爆弾発言?)
クリスマス 除夜の鐘 初詣で・・・ですもんね^^ 

これは o_sole_mio00 さんの 255 に対する返信です

Re;マッカ−サ−とキリスト教
投稿者: s1_9150242 2002/12/12 13:40
メッセージ: 262 / 1760


hn2602さん>ありがとう!
昨日来より一足早い雪にびっくり
みなさんのところはどうですか

>即ち日本国憲法の@政教分離の原則A公(おおやけ)の支配に属さない教育に対する公的援助・支援の禁止がその仕掛けです。

なるほど 確かに巧妙ですね そんな風に条文を見てみる・・・勉強
皇室のキリスト教化 もしこれに成功すればこの民族のことですから(すみません)韓国の4人に一人どころか10人に9人?
皇室の信教はなんでしょうか・・・これはこの掲示板にふさわしくないか

昨日は今年2回目の忘年会 午前様でした

これは hn2602 さんの 258 に対する返信です

占領するときは
投稿者: s1_9150242 2002/12/12 14:01
メッセージ: 263 / 1760

みなさま 今日は

まず宣教師がやってくる その後軍隊がやってくる そして最後に商人がやってくる・・・と看破したのは信長だったか秀吉だったか? 日本でまずお坊さんが行ってと聞いたことありませんか?(笑い

軍隊>商人>お坊さんの順番かな この順番の違いはどこからくるものなんでしょうか そこらあたりにも民族の違いが出ている そう思いませんか

またいい話題があれば皆様よろしくお願いします

これは s1_9150242 さんの 1 に対する返信です

大東亜政略指導大綱
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/12 22:57
メッセージ: 264 / 1760


南方占領地行政実施要領は日米開戦直前に定められておりますが、
日米開戦後2年半が経過した1943年5月末に大東亜政略指導大綱が
御前会議で決定しました。これは大東亜戦争を完遂するために、
日本の勢力圏、つまり「大東亜共栄圏」をいかにして運営するかに
ついて定めたものです。

南方の地域について言及した部分を抜粋します。

二 対泰方策(概要:相互協力ノ強化、マライ失地回復、国境ノ調整)  
三 対仏印方策 既定方針ヲ強化ス  
四 対緬方策 昭和十八年三月十日大本営政府連絡会議決定緬甸独
立指導要綱ニ基キ施策ス  
五 対比方策 成ルヘク速ニ独立セシム  
独立ノ時期ハ概ネ本年十月頃ト予定シ極力諸準備ヲ促進ス  
六 其他ノ占領地域ニ対スル方策ヲ左ノ通定ム  
但シ(ロ)(ニ)以外ハ当分発表セス  
(イ)「マライ」、「スマトラ」、「ジャワ」、「ボルネオ」、
「セレベス」ハ帝国領土ト決定シ重要資源ノ供給源トシテ極力之ガ
開発並ニ民心ノ把握ニ努ム  
(ロ)前号各地域ニ於テハ原住民ノ民度ニ応シ努メテ政治ニ参与セシム  
(ハ) ニューギニア等(イ)以外ノ地域ノ処理ニ関シテハ前二号
ニ準ジ追テ定ム  
(二) 前期各地ニ於テハ当分軍政ヲ継続ス  

フィリピンはなるべく早く独立させることが方針として打ち出されて
いますが、この時点では、インドネシアは帝国領土として資源の供
給源としての開発を行うことが明記されています。
原住民は「務メテ政治ニ参与セシム」とありますので傀儡政権とい
う形で独立させるだったのかもしれません。

なお、この大東亜政略指導大綱及び先に紹介しました南方占領行政
実施要領は、以下のサイトで前文を見ることができます。

http://www.ne.jp/asahi/stnakano/welcome/apwar/apwar_docs.html

これは o_sole_mio00 さんの 259 に対する返信です

今村均中将
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/12 23:29
メッセージ: 265 / 1760


インドネシアでの対日感情がそれほど悪くない原因の一つに、この
方面に進出した第16軍の司令官である今村均中将の統治方針があ
ったのではないかと思われます。

今村中将の軍政方針は、「仁恕の心能く無辜の住民を愛護すべし」。
立派な心がけだと思います。
敵が破壊した石油精製施設の復旧に、民衆が日本軍に協力したた
め、今村中将は石油価格とオランダの半額とし、民衆から喜ばれた
そうです。
また、内地の不足からジャワで生産される白木綿の大量輸入の要求を
現地人の生活や習慣(埋葬に使用する)を考慮し、拒否したそうです。
今村中将の現地人と共存、共栄する方針は他の地域と違っており軍
部で批判があったそうです。日本軍の軍政統治者が全て今村中将の
ような方であれば大東亜共栄圏のあり方は違ったものになっていた
かもしれません。

これは o_sole_mio00 さんの 264 に対する返信です


ミッドウエー海戦
投稿者: s1_9150242 2002/12/13 2:05
メッセージ: 266 / 1760


昭和17年6月5日 日本海軍最悪の日となったその日 南雲部隊の上空 断雲いたるところあり 奇襲に都合よい空模様であった 必死の準備を間に合わせた3隻の米空母が 近くで隙をうかがうなか 赤城 加賀 飛竜 蒼竜の高速空母4隻は自信満々 豆粒程の島めがけ殺到した

海戦2ヶ月も前に米太平洋艦隊司令長官二ミッツ大将は感づいていた 暗号解読により情報は続々と彼のもとへ あとは 南雲部隊を葬り去る準備だけ しかし空母サラトガ ヨークタウンは珊瑚海の傷未だ癒えず ホーネット エンタープライズのみ健在 アメリカは必死 日本の空母に対抗するにはどうしてもヨークタウンがいる 90日かかる修理を3日で仕上げる 急げ!3隻の空母は 地の利をしめようと 戦場に駆けつける

真珠湾空襲のとき爆撃をせず帰った海軍工施設が空母の修理を可能にし 戦艦ばかりを狙った思想が仇となった

時指揮官 連合艦隊司令長官山本五十六 第一航空艦隊司令長官南雲忠一中将 赤城座乗 第二航空戦隊司令官山口多聞少将 飛竜 座乗

対する 太平洋艦隊司令長官チェスター・二ミッツ大将 真珠湾にて指揮 16機動部隊指揮官スプルアンス少将 エンタープライズ座乗 母艦攻撃部隊指揮官フレッチャー少将 ヨークタウン座乗

かくして大決戦の幕は切って落とされた

これは s1_9150242 さんの 1 に対する返信です


そりゃそうでしょう
投稿者: annodomini_jp (男性/九州) 2002/12/13 3:45
メッセージ: 267 / 1760


>スカルノやハッタと日本はインドネシアの将来の独立の約束をしていた。そういう約束で日本が軍政をしいた。
>だから皇民化教育は独立運動を押さえつけるためのものではないと思います。

大英帝国もインドあたりに何度も独立を約束していますがね。
そもそも、独立を約束しておいて皇民化教育するのは、理屈には合いますまい。
私は別に大東亜政略指導大綱を「悪」とは思いませんよ。日本は日本の国益の為に戦った、
それはそれで良いではないですか?それに、国益の為に戦うのは悪で、東亜独立の為に戦ったというなら、
戦争を正当化できるというのは、ちょっと捩れているような気もしますね。

これは ackroyd_36 さんの 260 に対する返信です

>ミッドウェー海戦
投稿者: marujee 2002/12/13 11:06
メッセージ: 268 / 1760


当時の状況では圧倒的に日本が有利であったのに負けてしまった。
企業経営の4大要素、人、物、金、情報で考えてみると、人(質、量)、物では日本が有利であった。金については開戦当初のために、どちらもそれなりにあったので短期で考えればこの戦いでは無視してよいであろう。日本が完全に劣っていた(考えもしなかった?)のは情報だ。最初から米軍は完全に日本の手の内を読んでいたのだ。当時絶対破られないと考えていた日本海軍作戦暗号(米軍では JN25 )を4月の時点ではほぼ解読していたという。最後にコードネーム「AF」の意味を確認するために推定していたミッドウェー島から、「造水設備が故障した」という平文の無線を打たせ、「ミッドウェーでは水が不足している」との日本軍の無線暗号を解読し、AFがミッドウェーだということを確信した。
通常、3ヶ月はかかるといわれた珊瑚海で損傷したヨークタウンの修理を3日でやり遂げ、当時の手当てできる最大の戦力をミッドウェーに集結し、日本軍を待ち受けた。一方、日本軍は珊瑚海海戦で損傷した瑞鶴、翔鶴はドッグに入りしており、敵を錯乱させる意味でアリューシャン諸島を先に攻撃、占領し、牽制するという複雑な作戦を立てていた。結果として、戦力を分散させてしまった。しかし、不幸なことに、この辺の手の内は米軍は暗号解読により全てお見通しであった。

真珠湾の時は日本軍は完全に無線封鎖をして細心の注意をした、米軍はJN-25の解読はできなかった・・・というのが、ミッドウェーでは無線はバンバン打つは、暗号は完全に解読しているは・・・とはどうも合点がいかない。皆さんどう思われますか?

これは s1_9150242 さんの 266 に対する返信です

ミッドウエー海戦 PART2
投稿者: s1_9150242 2002/12/13 13:38
メッセージ: 269 / 1760

見よ いかなる敵 何するものぞ無敵艦隊100余隻
5月27日空母部隊 29日主力部隊栄光そのままに広島湾を
出撃 いよいよ大決戦の幕は開かれんとす


空母部隊(南雲忠一中将)
  空母>赤城 加賀 蒼竜 飛竜
  戦艦>榛名 霧島
  重巡>利根 筑摩
  軽巡>長良
  駆逐艦>16隻

主力部隊(山本五十六大将)
  戦艦>大和 陸奥 長門 伊勢 日向 扶桑 山城
  雷巡>北上 
  空母>鳳翔
  軽巡>川内
  潜母>千代田 日進
  駆逐艦>12隻

攻略部隊(近藤信竹中将)
  戦艦>金剛 比叡
  重巡>愛宕 鳥海 鈴谷 熊野 最上 三隈 妙高 羽黒
  軽巡>那珂 神通
  駆逐艦>28隻
  空母>千歳 神川丸
  輸送船>16隻

アリューシャン部隊(細萱戌子郎中将)
  重巡>那智 高雄 麻耶
  空母>竜驤 隼鷹
  軽巡>木曾 阿武隈 多摩
  駆逐艦>13隻


対する米艦隊は必死寄せ集め絆創膏はったばかりの
 空母3 重巡7 軽巡1 駆逐艦14のみ

「ふーん敵かー いればいたでよし いずれにしても
叩き潰すのみ・・・心配するな」
連合艦隊の将兵達は絶対の自信をもっていた

驕りと油断 いつの世もつきものとは言え・・・

これは s1_9150242 さんの 266 に対する返信です

Re:無線バンバン
投稿者: s1_9150242 2002/12/13 16:05
メッセージ: 270 / 1760


marujeeさん>ありがとうございます

>無線はバンバン打つは、暗号は完全に解読しているは・・・とはどうも合点がいかない。

・・・それですが 5月27日出撃の空母艦隊は6月2日に経験したことのない(これこそ天の成せるわざ)濃霧にみまわれ 航行しがたく 1列隊形で進んだそうです 深照灯も使えない程であったと しかしそこで速度を緩めると 6月7日の作戦に間に合わない(員数主義?)しかたなく禁止されていた無線を使ってしまったとか

遠く後備をすすむ戦艦「大和」が傍受したそうですから 当然敵には最大の音量?で伝わったことは明らか しかも翌日は快晴という真に天祐われにナシ
もし 敵に知れても構わない・・・慢心と驕りが我が連合艦隊を覆い尽くしていたとしか思われません ただ珊瑚海海戦を経ている訳ですから一国の命運をかける戦いに何で慢心が起こるのかは私には解りません 皆さんはどうお思いでしょうか

これは marujee さんの 268 に対する返信です

暗号解読
投稿者: s1_9150242 2002/12/13 16:24
メッセージ: 271 / 1760


この戦いを通じて「暗号解読」されていたことが大きなウエートを占めていたことは事実 三ッドウエー・山本長官機撃墜と(戦後解ったんでしょうが)どうして解読されてしまったのか 例えば日本の暗号作成機とかがあったとして 米国製とか(笑い
乱数表とかが盗まれたとか どなたかご存知ないでしょうか?

これは s1_9150242 さんの 270 に対する返信です

ミッドウェーの伏線
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/13 22:55
メッセージ: 272 / 1760


珊瑚海戦で戦った空母瑞鶴、翔鶴の第5航空戦隊(5航戦)は、新型
空母で乗り組み員も経験が浅いことから、赤城、加賀、飛龍、蒼龍
の4隻から「妾の子」と軽んじられていたそうです。珊瑚海海戦で5
航戦はレキシントンを沈没、ヨークタウンを大破に追い込んだたため、
4空母の搭乗員たちは、
「妾の子でもあれだけできるのだから俺達は楽勝」という気分が漂っ
ていたといわれています。
その油断と、袋叩きにしたはずのヨークタウンがミッドウェーに間
に合ったのに対し、「勝った」はずの日本海軍の瑞鶴、翔鶴が修理
で間に合わなかったことが、前半の大一番に微妙な影を落としたと
いえます。

暗号についてですが、山本長官は暗号が米軍に解読されたことに対
して否定的だった(思っても言わなかった?)のに対し、小澤提
督は珊瑚海海戦の頃から暗号が敵に解読されているのではないかと
疑っていたそうです。ミッドウェイ海戦後、小澤提督は直接山本
長官に暗号が敵に読まれているのではないかとの懸念を伝えたまし
たが、山本長官は「暗号は決して盗まれていない」と答えたそうです。

それとドゥーリットル隊の東京空襲。陸軍の中型爆撃機B-25を空
母に搭載して、空襲を行う事は、日本では思いもつかないことで
すね。山本長官はもともとミッドウェーを攻略する心積りだった
ようですが、攻略作戦にこれも微妙な影響を与えたように思えます。

これは marujee さんの 268 に対する返信です

>珊瑚海
投稿者: honkytonk_2002_x (男性/扶桑) 2002/12/13 23:17
メッセージ: 273 / 1760


>珊瑚海海戦を経ている訳ですから一国の命運をかける戦いに何で慢心が起こるのかは私には解りません 

一航艦航空甲参謀源田實中佐は、ミッドウェーの前に赤城の風呂で、「なんだ、米機は中国機と一緒だな。寄ってたかって翔鶴一隻沈められないとはな」と嘯いています。
前に他のトピでも言いましたが、弱いと思われていた米海軍機が、翔鶴を大破させたという事実を重視しなかったのは、やはり奢りと言わざるを得ません。
源田氏は、盲腸で赤城艦内に引き篭もり中の同期生渕田美津雄中佐(赤城飛行隊長)に、「なあに、米機動部隊なんか赤子の手を捻るようなものだ。鎧袖一触さ」とまで言っています。

これは s1_9150242 さんの 270 に対する返信です

>暗号解読
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/13 23:24
メッセージ: 274 / 1760


米軍は、1942年5月までには日本海軍の暗号解読し、その作戦内容
を把握するようになったそうです。アメリカ海軍は開戦初頭にウェ
ーク島などで撃沈した日本の軍艦を引き上げ、暗号書を回収、解読
していたとのことです。
従って、前に書いた小澤提督の懸念は事実だったということです。
本当は総合力に劣る日本こそ、このような努力をすべきだと思う
のですが、日本は伝統的に情報戦には弱いようです。

これは s1_9150242 さんの 271 に対する返信です

>鎧袖一触
投稿者: crub4o 2002/12/13 23:44
メッセージ: 275 / 1760

>「なあに、米機動部隊なんか赤子の手を捻るようなものだ。鎧袖一触さ」とまで言っています。

しかし、陸軍も海軍も一緒なんですね。

ノモンハン事件の時、出動した関東軍の高級指揮官が「鶏を割くに、牛刀を用う」なんて世迷い言言ってませんでしたっけ。

これは honkytonk_2002_x さんの 273 に対する返信です

>ミッドウェーの伏線
投稿者: crub4o 2002/12/13 23:57
メッセージ: 276 / 1760


>それとドゥーリットル隊の東京空襲。陸軍の中型爆撃機B-25を空母に搭載して、空襲を行う事は、日本では思いもつかないことですね。

そうですね。
始めて記録映画でこのドゥーリットル隊の空母離艦を見たときはびっくりした覚えがあります。
アメリカ人は、スポーツと軍隊活動の中に共通項を見出しているのではないかと思います。
短い離艦距離から、重い爆撃機を飛翔させるために、訓練を重ねる様子はあたかもフットボールの難しいフォーメイションや作戦を組み立てている趣があります。

似たようなもので、「反跳爆撃」がありますね。
飛び石効果を爆撃に実戦で大々的に使用するのは、米軍だったでしょうか?
ダムバスターを英空軍が使用するのはちょっと後のような気がするのですが・・

これは o_sole_mio00 さんの 272 に対する返信です

MO作戦(珊瑚海海戦)
投稿者: s1_9150242 2002/12/13 23:59
メッセージ: 277 / 1760


米空母 レキシントン ヨークタウン
日空母 瑞鶴 翔鶴 最初の艦隊航空戦とあります 損傷機我38機 米66機 レキシントン沈没 ヨークタウン中破とあれば勝利したことは間違いない

honkytonk_2002_xさんがご指摘の
>翔鶴を大破させたという事実

・・・私もそう思い なんで慢心?となる訳です そうですよね やはりここで米攻撃機の侮れないこと急降下爆撃の錬度について虚心に見直しすべきだったと

・・・精神性を重視していたはずの我軍がその精神性の緩みによって叩かれる 皮肉なことではありませんか

源田中佐の逸話始めて知りました・・・なるほど と

これは honkytonk_2002_x さんの 273 に対する返信です

>>暗号解読
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:18
メッセージ: 278 / 1760

どこかの島に不時着したレイ戦を米軍は再び修理し徹底的に性能を研究しその後戦闘機性能で優位に・・・暗号でもそうでしたか(^_^;)

>開戦初頭にウェーク島などで撃沈した日本の軍艦を引き上げ、暗号書を回収、解読

始めて聞きます 日本にはこのような事をすることは卑怯な事とでも思う思想があるんでしょうか 総力戦において1番大事なことであったと・・・もう遅い
タイムマシンがあれば教えにいきたい気持ち(冗談です)

これは o_sole_mio00 さんの 274 に対する返信です

>ミッドウェーの伏線A
投稿者: crub4o 2002/12/14 0:26
メッセージ: 279 / 1760

珊瑚海海戦の前に、インド洋作戦の時点でハーミスかドーセットシャーを攻撃するときに、情報が錯綜して陸用爆弾と徹甲爆弾を換装するので、格納庫内で大混乱を演じて、甲板上に爆発物を満載している状態で、英空軍の空襲受けてますよね。

あの時も、突然上空に敵機を発見する始末で、「あっ」と思ったときには爆弾が逸れてましたね。
この時も「しまった。 これは改善の余地あり」ではなく、「天佑我にあり」だったんじゃないでしょうか?

同じ幸運は訪れませんね。
考えない人には・・

これは o_sole_mio00 さんの 272 に対する返信です

反跳爆撃?
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:26
メッセージ: 280 / 1760

crub4oさん>

反跳爆撃? ダムバスターを英空軍が使用? 始めて聞く名前です 宜しければぜひ教えてください 

>アメリカ人は、スポーツと軍隊活動の中に共通項を見出しているのではないかと思います。

新鮮な見方ですね へぇ〜と感心です(^^)

これは crub4o さんの 276 に対する返信です

>MO作戦
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 0:30
メッセージ: 281 / 1760


>なんで慢心?

先にも書きましたが、瑞鶴、翔鶴の5航戦の搭乗員は赤城、加賀の
1航戦、飛龍、蒼龍の2航戦の搭乗員よりも格下と見られていまし
た。特に1航戦は特に熟練度の高い精鋭パイロットが揃えられてお
り、名実ともに海軍航空隊のエースだそうで、そのプライドも相当
だったのでしょう。
もう一つの要因としてMO作戦に5航戦が編入された第4艦隊の司令は
井上成美中将でした。井上中将は、開戦回避派の最強硬派で海軍省
の軍務局長時代に、米内海相、山本次官のコンビで三国同盟を阻止
しました。井上は、開戦に積極的だったいわゆる艦隊派からは目の
上のたんこぶのような存在でした。井上に好意的でない人達からは
「井上は戦が下手でアメリカが怖いから戦
争に反対した」と考えられていたようです。そこへ珊瑚海海戦、
この結果は「作戦指導が消極的過ぎる」と酷評されました。以後
「井上は戦に弱い」という評判がずっとついて回りました。井上を
弱将に仕立てるためには、アメリカを必要以上に弱いと印象付けた
感があります。

これは s1_9150242 さんの 277 に対する返信です

>反跳爆撃
投稿者: crub4o 2002/12/14 0:45
メッセージ: 282 / 1760


石を水面に投げると、角度によって水面で跳ね返って飛び石状に進んで行くことがあるでしょう?
子供の時にやったじゃないですか(笑)

爆弾を石に見立てて、超低空で進入し、軍艦などの目標直前で投下するんですよ。
そうすると海面上をスキップしていって、軍艦の横っ腹に大穴を開けた挙げ句、内部で大爆発を起こすのです。
魚雷の10倍以上の速度ですから、命中率が高いですよね。
でも、攻撃側にとっては対空砲火だけでなく、水面激突の危険性が非常に高くて、大変な勇気を必要とされます。
しかし、これは特攻ではなく、危険は危険だが「やってみる価値がある」リスクと言うわけで、それもスポーツ的だなぁと思うわけです。

ダムバスターというのは、もうちょっと手の込んだ奴で、ルール地方のダムを破壊して、下流に洪水を起こせる目的で開発されたもので、先ほどの反跳爆撃と同じように、ダム湖の水面を飛び跳ねながら進み、ダムに命中すると共に水面下に沈下し、最適の深度になると水圧信管で起爆するものです。
これでそのダムは決壊しました。

英軍はその他に、在来技術でとても恐ろしい武器を開発しています。
別名「地震爆弾」、狙われたらどんな構造物でも粉微塵にされる、原爆をのぞくと最も強力な兵器の一つです。

>新鮮な見方ですね へぇ〜と感心です(^^)

いやいや、ちゃんと教えてくれた本があるんですよ(笑)

これは s1_9150242 さんの 280 に対する返信です

>米軍戦闘機
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 0:45
メッセージ: 283 / 1760


>どこかの島に不時着したレイ戦を米軍は再び修理し徹底的に性能を
>研究しその後戦闘機性能で優位に

と私も聞きましたが、その零戦のデータが生かされたのは、F8Fベ
アキャットの時でF8Fは太平洋戦争に間に合いませんでした。ミッド
ウェー後の主力となる、F6FヘルキャットやF4Uコルセアは既に開発
が進んでいました。この両戦闘機の特徴は日本で開発が遅れていた
2000馬力の大型エンジンとターボチャージャーを搭載し、推進力で
圧倒的な優位に立つだけでなく、空気の希薄な高度での戦闘力に格
段の差がつきました。
特にコルセアはガルウイングと操縦席を後方に配置した独特のスタ
イルにより、当初はに艦載機に不向きであるとされ、専ら陸上基地
での使用でしたが、パイロットが慣れると空母艦載機にも使用され、
朝鮮戦争でも主力として活躍しました。

これは s1_9150242 さんの 278 に対する返信です

パイロットの格付け
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:46
メッセージ: 284 / 1760


o_sole_mio00さん>ありがとう 4大空母を無くしてからは瑞鶴、翔鶴の活躍ばかり(それしかないんですから)私の頭の中では そのスマートな名前とがいっしょになって 開戦時そのような搭乗員の格付けがあったとは・・・

井上中将のお話は興味深く読ませていただきました いつの世も人間社会のあれこれは変らないものかと ため息です
では おやすみなさい>みなさま

これは o_sole_mio00 さんの 281 に対する返信です

>>反跳爆撃
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:52
メッセージ: 285 / 1760


私は書くの遅いので投稿する時に何通かあるともうパニック(汗
話がちぐはぐしますが これからもどうぞ宜しくお願いします>みなさま

あしたもう1度ゆっくり読み直しします
今日はありがとうございました

これは crub4o さんの 282 に対する返信です

ドゥーリットル隊の東京空襲
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 13:16
メッセージ: 286 / 1760

>それとドゥーリットル隊の東京空襲。陸軍の中型爆撃機B-25を空
母に搭載して、空襲を行う事は、日本では思いもつかないことで

おっしゃるように山本五十六大将にすれば忠義の志と聞き及んでいますので 当時帝都爆撃(しかも思いも寄らぬ方法で)は驚きとともに焦りを感じたであろうことは容易にに想像できます

確かホーネットからの発進で僚艦を伴わずでなかったでしょうか これにより高速空母は一気に領海を破れると決戦を急ぐ材料になったかと しかし爆撃後B-25は母艦に戻らず(着艦はできないかも)中国の重慶へいってしまったのでは この発想もすごいと思います

日本はその発想という時点でも負けていそうです 東京の被害はどんな程度だったんでしょう 皇居も狙われたんでしょうか

これは o_sole_mio00 さんの 272 に対する返信です

初空襲の損害
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 13:45
メッセージ: 287 / 1760


>日本はその発想という時点でも負けていそうです 東京の被害は
>どんな程度だったんでしょう 皇居も狙われたんでしょうか

1942年4月18日の空襲は「東京初空襲」と呼ばれていましたが、実際
には名古屋、神戸も空襲されています。被害は死者約50名、負傷者
400名以上、焼失家屋
約200戸と以後に受ける空襲と比べれば軽微なもので、陸軍報道局では
「指揮官はDo little(ドゥーリットル)だが、実際の被害は
Do nothing(ドゥーナッシング)だ」と軽口をたたいていたそうです。
ただ、以後の展開を考えると心理的な効果はかなりのものがあった
ようです。

これは s1_9150242 さんの 286 に対する返信です

各国の思惑は
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 14:07
メッセージ: 288 / 1760


太平洋ではヨーロッパほど多くの航空兵力はいらないかも知れないが戦局はせっぱ詰まっている南太平洋の防衛が急務である
・・・米キング大将

ソ連軍は敵に多くの損害を与えている うんと物的援助を与えなければならない 早く北仏戦線を作りソ連の荷を軽くしてやらねば
・・・ルーズべルト

米の考え方は原則正しいが 現情勢では一考を要する 日本がインド方面から進撃しドイツ攻略軍と合体したらどうなるか
・・・英ブルック陸軍大将

日独がインド洋方面で握手すればソ連に対する物資援助の南ルートが塞がれ中近東 コーカサスの油田が独の手に また日独物資交換を容易にする 北仏上陸は早すぎる
・・・チャーチル

何故もっと中国戦線をヨーロッパ並みに考えてくれないのか!
・・・マッカーサー将軍・蒋介石

ソ連を助けることで いろんな意見が飛び交っているまさにその時・・・珊瑚海 三ッドウエーは始まった

これは s1_9150242 さんの 286 に対する返信です

連戦連勝におごる
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 14:25
メッセージ: 289 / 1760

ろくに準備期間もなく 三ッドウエー アリューシャンの攻略という大作戦がだしぬけにように・・・大本営では当初慎重を期していたが 4月18日東京空襲されるやいなや連合艦隊司令部は「即時決行」を大本営にせまった 米機動部隊がもう二度と本土に近づけないよう 三ッドウエーは早く占領しなければならぬという強行なものであった・・・

しかして本音は これをもとに米艦隊をおびき出し一気にけりをつけようとしたと思われる

しかし

1)敵に盗まれているとも知らず 同じ暗号を使い 各部に電報連絡をした

2)米艦隊の実力の過小評価

知れば知るほどこの作戦は人災?であったと思われてきますが

これは s1_9150242 さんの 288 に対する返信です

独への疑問
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 17:05
メッセージ: 290 / 1760

こうして見て来ると 米英は日独がインド洋を会して握手することを懸念したように思えます しかし独はどうなんでしょうかソ連を東西より二国で挟み撃ちでの攻撃の意図はなかったのか・・・と疑問が湧きます ソ連奥深く侵入して ナポレオンの二の舞を演じたとき同盟国であった日本に働きかけがなかったんでしょうか 時間的な一致性がなかったのか ソ連を一人占め?したかったのか ノモハン?でのソ連陸軍の強さを知った帝国陸軍がそれを回避したのか どうでしょうか いずれにしろ もし日独伊が勝利したとしても仲良く世界を2分(3分?)したとは思えませんね
連続投稿すみません(^_^;) あっ 別に いいのかな?

これは s1_9150242 さんの 288 に対する返信です

暗号について
投稿者: marujee 2002/12/14 18:05
メッセージ: 291 / 1760


暗号について調べてみました。

@外交暗号(パープル)
外務省が使っていた機械式(電話交換機型)暗号。 開戦前に日本の最後通牒を日本大使館より早く解読してFDR,ハルなどは日本側の意向を知っていたことで有名。
ドイツ大使大島浩がナチの情報、新型U-boat、ジェット機などの情報、フランス海岸のドイツ軍の防衛設備視察の報告などを日本に送ったものも全て解読されていた。「ノルマンディー上陸作戦で大島の報告は極めて役に立った」と連合軍側は言っている。

A海軍作戦暗号(ウルトラ、JN-25B)
コ−ド表と乱数表を使った5桁数字の暗号・・・高度の作戦情報用に利用(機械式は費用がかかるので海軍では使用されなかった)乱数表のみ3~6ヶ月で変えていた。
真珠湾当事は解読されていなかったが、42/1~2での太平洋の小島での戦闘、ドゥーリトルの東京空襲などの時に大量に使用され、コード表の変更も少なかったため、4月にはほぼ解読でき、珊瑚開戦には間に合わせ空母2隻を送ることにし、ミドウェーでは最大の戦力を送ることができた。ミドウェー海戦の少し前にコードを変えたため、ガダルカナル戦の間は解読はできなかったが、43/1にはコード表を入手し再び解読ができるようになった。
43/4の山本五十六の撃墜はその結果である。
http://cedar.mii.kurume-u.ac.jp/~smoto/edu/MIS/01/midway/midway.html

B陸軍、海軍輸送専用暗号(S、SM暗号)
42/1ダーウィン沖の沈没潜水艦から暗号書を入手され、大戦中利用できた。日本の輸送船は入出港時、また入港予定時などを送信したため潜水艦のよい攻撃目標にされた。「ダンピィアー海峡」の悲劇(飛行機による)も暗号解読されていた。

陸軍の暗号は暗号書をよく変えていたため、解読されなかったと陸軍関係者はいっているが、ニューギニアのホンデュラスへのバイパス上陸は日本軍の状況を暗号解読し状況を知ったうえで、行ったと米軍は言っている。

これは o_sole_mio00 さんの 274 に対する返信です

ドイツの海軍力
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 22:24
メッセージ: 292 / 1760


ドイツは陸軍に比べ海軍力は、ヨーロッパを越えて展開する力は
なかったと思います。
第1次世界大戦までは、海軍力もかなりの水準にありましたが、第1次
大戦に敗北しドイツ海軍はほぼ消滅しました。その後ベルサイユ条約
で潜水艦や1万t以上の大型艦の建造は許されず、1935年ベルサイユ
条約破棄後(フライングは当然ありましたが)に大型艦、潜水艦の
建造に着手しました。そのため、第2次大戦にはイギリスと艦隊決
戦が行えるような陣容は整わず、大型艦といえども専ら通商破壊作
戦に使用されておりました。ドイツ最大の戦艦であるビスマルク、
ティルピッツ以後は大型艦よりも、より通商破壊作戦としては効率
のよい潜水艦に重点がおかれ、計画のあった空母や戦艦の建造は
中止されました。
といった海軍力ですから、開戦となればドイツ、イタリアはあてに
ならず、日本は米英を同時に相手にすることになるため、米内海相
(当時)らが、三国条約に反対したのは無理からぬ事です。

これは s1_9150242 さんの 290 に対する返信です

初期の米機動部隊の奇襲作戦
投稿者: honkytonk_2002_x (男性/扶桑) 2002/12/15 0:15
メッセージ: 293 / 1760

みなさん、大変興味深くレスを拝読いたしました。有り難うございました。

太平洋戦の初期6ヶ月間の米機動部隊の活動と言えば、昭和17年4月の東京空襲が何と言っても有名ですが、それ以外でも、中部太平洋方面へのヒット・エンド・ラン式の奇襲攻撃は、まさに水際立っていたと思わざるを得ません。

確かに、日本機動部隊は、当時は世界最強の水上部隊だったように思えます。飛行機搭乗員の技量も優秀。質・量ともに、です。

しかし、確かに質・量ともに日本側より劣勢だった米機動部隊は、持てる力を動員して、鮮やかな奇襲作戦を実施し、それは後にエセックス級が出揃うまでの「いい訓練」になったと思います。
つまり、真正面から強大な日本海軍に立ち向かおうとせず、ギルバート方面など、日本軍の防備の隙をついた、軽いジャブを繰り出したわけです。下のリンクの本によると、確かに米機の攻撃ぶりは下手糞ではあったらしいのですが、彼等はしたたかに「実地訓練」をする機会を得たと、言えると思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794209533/qid=1039878455/sr=1-1/ref=sr _1_0_1/249-5828605-0350723

これは s1_9150242 さんの 277 に対する返信です

>>暗号解読
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:18
メッセージ: 278 / 1760


どこかの島に不時着したレイ戦を米軍は再び修理し徹底的に性能を研究しその後戦闘機性能で優位に・・・暗号でもそうでしたか(^_^;)

>開戦初頭にウェーク島などで撃沈した日本の軍艦を引き上げ、暗号書を回収、解読

始めて聞きます 日本にはこのような事をすることは卑怯な事とでも思う思想があるんでしょうか 総力戦において1番大事なことであったと・・・もう遅い
タイムマシンがあれば教えにいきたい気持ち(冗談です)

これは o_sole_mio00 さんの 274 に対する返信です


>ミッドウェーの伏線A
投稿者: crub4o 2002/12/14 0:26
メッセージ: 279 / 1760


珊瑚海海戦の前に、インド洋作戦の時点でハーミスかドーセットシャーを攻撃するときに、情報が錯綜して陸用爆弾と徹甲爆弾を換装するので、格納庫内で大混乱を演じて、甲板上に爆発物を満載している状態で、英空軍の空襲受けてますよね。

あの時も、突然上空に敵機を発見する始末で、「あっ」と思ったときには爆弾が逸れてましたね。
この時も「しまった。 これは改善の余地あり」ではなく、「天佑我にあり」だったんじゃないでしょうか?

同じ幸運は訪れませんね。
考えない人には・・

これは o_sole_mio00 さんの 272 に対する返信です

反跳爆撃?
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:26
メッセージ: 280 / 1760

crub4oさん>

反跳爆撃? ダムバスターを英空軍が使用? 始めて聞く名前です 宜しければぜひ教えてください 

>アメリカ人は、スポーツと軍隊活動の中に共通項を見出しているのではないかと思います。

新鮮な見方ですね へぇ〜と感心です(^^)

これは crub4o さんの 276 に対する返信です

>MO作戦
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 0:30
メッセージ: 281 / 1760


>なんで慢心?

先にも書きましたが、瑞鶴、翔鶴の5航戦の搭乗員は赤城、加賀の
1航戦、飛龍、蒼龍の2航戦の搭乗員よりも格下と見られていまし
た。特に1航戦は特に熟練度の高い精鋭パイロットが揃えられてお
り、名実ともに海軍航空隊のエースだそうで、そのプライドも相当
だったのでしょう。
もう一つの要因としてMO作戦に5航戦が編入された第4艦隊の司令は
井上成美中将でした。井上中将は、開戦回避派の最強硬派で海軍省
の軍務局長時代に、米内海相、山本次官のコンビで三国同盟を阻止
しました。井上は、開戦に積極的だったいわゆる艦隊派からは目の
上のたんこぶのような存在でした。井上に好意的でない人達からは
「井上は戦が下手でアメリカが怖いから戦
争に反対した」と考えられていたようです。そこへ珊瑚海海戦、
この結果は「作戦指導が消極的過ぎる」と酷評されました。以後
「井上は戦に弱い」という評判がずっとついて回りました。井上を
弱将に仕立てるためには、アメリカを必要以上に弱いと印象付けた
感があります。

これは s1_9150242 さんの 277 に対する返信です

>反跳爆撃
投稿者: crub4o 2002/12/14 0:45
メッセージ: 282 / 1760


石を水面に投げると、角度によって水面で跳ね返って飛び石状に進んで行くことがあるでしょう?
子供の時にやったじゃないですか(笑)

爆弾を石に見立てて、超低空で進入し、軍艦などの目標直前で投下するんですよ。
そうすると海面上をスキップしていって、軍艦の横っ腹に大穴を開けた挙げ句、内部で大爆発を起こすのです。
魚雷の10倍以上の速度ですから、命中率が高いですよね。
でも、攻撃側にとっては対空砲火だけでなく、水面激突の危険性が非常に高くて、大変な勇気を必要とされます。
しかし、これは特攻ではなく、危険は危険だが「やってみる価値がある」リスクと言うわけで、それもスポーツ的だなぁと思うわけです。

ダムバスターというのは、もうちょっと手の込んだ奴で、ルール地方のダムを破壊して、下流に洪水を起こせる目的で開発されたもので、先ほどの反跳爆撃と同じように、ダム湖の水面を飛び跳ねながら進み、ダムに命中すると共に水面下に沈下し、最適の深度になると水圧信管で起爆するものです。
これでそのダムは決壊しました。

英軍はその他に、在来技術でとても恐ろしい武器を開発しています。
別名「地震爆弾」、狙われたらどんな構造物でも粉微塵にされる、原爆をのぞくと最も強力な兵器の一つです。

>新鮮な見方ですね へぇ〜と感心です(^^)

いやいや、ちゃんと教えてくれた本があるんですよ(笑)

これは s1_9150242 さんの 280 に対する返信です

>米軍戦闘機
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 0:45
メッセージ: 283 / 1760


>どこかの島に不時着したレイ戦を米軍は再び修理し徹底的に性能を
>研究しその後戦闘機性能で優位に

と私も聞きましたが、その零戦のデータが生かされたのは、F8Fベ
アキャットの時でF8Fは太平洋戦争に間に合いませんでした。ミッド
ウェー後の主力となる、F6FヘルキャットやF4Uコルセアは既に開発
が進んでいました。この両戦闘機の特徴は日本で開発が遅れていた
2000馬力の大型エンジンとターボチャージャーを搭載し、推進力で
圧倒的な優位に立つだけでなく、空気の希薄な高度での戦闘力に格
段の差がつきました。
特にコルセアはガルウイングと操縦席を後方に配置した独特のスタ
イルにより、当初はに艦載機に不向きであるとされ、専ら陸上基地
での使用でしたが、パイロットが慣れると空母艦載機にも使用され、
朝鮮戦争でも主力として活躍しました。

これは s1_9150242 さんの 278 に対する返信です

パイロットの格付け
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:46
メッセージ: 284 / 1760


o_sole_mio00さん>ありがとう 4大空母を無くしてからは瑞鶴、翔鶴の活躍ばかり(それしかないんですから)私の頭の中では そのスマートな名前とがいっしょになって 開戦時そのような搭乗員の格付けがあったとは・・・

井上中将のお話は興味深く読ませていただきました いつの世も人間社会のあれこれは変らないものかと ため息です
では おやすみなさい>みなさま

これは o_sole_mio00 さんの 281 に対する返信です

>>反跳爆撃
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 0:52
メッセージ: 285 / 1760


私は書くの遅いので投稿する時に何通かあるともうパニック(汗
話がちぐはぐしますが これからもどうぞ宜しくお願いします>みなさま

あしたもう1度ゆっくり読み直しします
今日はありがとうございました

これは crub4o さんの 282 に対する返信です

ドゥーリットル隊の東京空襲
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 13:16
メッセージ: 286 / 1760


>それとドゥーリットル隊の東京空襲。陸軍の中型爆撃機B-25を空
母に搭載して、空襲を行う事は、日本では思いもつかないことで

おっしゃるように山本五十六大将にすれば忠義の志と聞き及んでいますので 当時帝都爆撃(しかも思いも寄らぬ方法で)は驚きとともに焦りを感じたであろうことは容易にに想像できます

確かホーネットからの発進で僚艦を伴わずでなかったでしょうか これにより高速空母は一気に領海を破れると決戦を急ぐ材料になったかと しかし爆撃後B-25は母艦に戻らず(着艦はできないかも)中国の重慶へいってしまったのでは この発想もすごいと思います

日本はその発想という時点でも負けていそうです 東京の被害はどんな程度だったんでしょう 皇居も狙われたんでしょうか

これは o_sole_mio00 さんの 272 に対する返信です

初空襲の損害
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 13:45
メッセージ: 287 / 1760


>日本はその発想という時点でも負けていそうです 東京の被害は
>どんな程度だったんでしょう 皇居も狙われたんでしょうか

1942年4月18日の空襲は「東京初空襲」と呼ばれていましたが、実際
には名古屋、神戸も空襲されています。被害は死者約50名、負傷者
400名以上、焼失家屋
約200戸と以後に受ける空襲と比べれば軽微なもので、陸軍報道局では
「指揮官はDo little(ドゥーリットル)だが、実際の被害は
Do nothing(ドゥーナッシング)だ」と軽口をたたいていたそうです。
ただ、以後の展開を考えると心理的な効果はかなりのものがあった
ようです。

これは s1_9150242 さんの 286 に対する返信です

各国の思惑は
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 14:07
メッセージ: 288 / 1760


太平洋ではヨーロッパほど多くの航空兵力はいらないかも知れないが戦局はせっぱ詰まっている南太平洋の防衛が急務である
・・・米キング大将

ソ連軍は敵に多くの損害を与えている うんと物的援助を与えなければならない 早く北仏戦線を作りソ連の荷を軽くしてやらねば
・・・ルーズべルト

米の考え方は原則正しいが 現情勢では一考を要する 日本がインド方面から進撃しドイツ攻略軍と合体したらどうなるか
・・・英ブルック陸軍大将

日独がインド洋方面で握手すればソ連に対する物資援助の南ルートが塞がれ中近東 コーカサスの油田が独の手に また日独物資交換を容易にする 北仏上陸は早すぎる
・・・チャーチル

何故もっと中国戦線をヨーロッパ並みに考えてくれないのか!
・・・マッカーサー将軍・蒋介石

ソ連を助けることで いろんな意見が飛び交っているまさにその時・・・珊瑚海 三ッドウエーは始まった

これは s1_9150242 さんの 286 に対する返信です

連戦連勝におごる
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 14:25
メッセージ: 289 / 1760


ろくに準備期間もなく 三ッドウエー アリューシャンの攻略という大作戦がだしぬけにように・・・大本営では当初慎重を期していたが 4月18日東京空襲されるやいなや連合艦隊司令部は「即時決行」を大本営にせまった 米機動部隊がもう二度と本土に近づけないよう 三ッドウエーは早く占領しなければならぬという強行なものであった・・・

しかして本音は これをもとに米艦隊をおびき出し一気にけりをつけようとしたと思われる

しかし

1)敵に盗まれているとも知らず 同じ暗号を使い 各部に電報連絡をした

2)米艦隊の実力の過小評価

知れば知るほどこの作戦は人災?であったと思われてきますが

これは s1_9150242 さんの 288 に対する返信です

独への疑問
投稿者: s1_9150242 2002/12/14 17:05
メッセージ: 290 / 1760


こうして見て来ると 米英は日独がインド洋を会して握手することを懸念したように思えます しかし独はどうなんでしょうかソ連を東西より二国で挟み撃ちでの攻撃の意図はなかったのか・・・と疑問が湧きます ソ連奥深く侵入して ナポレオンの二の舞を演じたとき同盟国であった日本に働きかけがなかったんでしょうか 時間的な一致性がなかったのか ソ連を一人占め?したかったのか ノモハン?でのソ連陸軍の強さを知った帝国陸軍がそれを回避したのか どうでしょうか いずれにしろ もし日独伊が勝利したとしても仲良く世界を2分(3分?)したとは思えませんね
連続投稿すみません(^_^;) あっ 別に いいのかな?

これは s1_9150242 さんの 288 に対する返信です

暗号について
投稿者: marujee 2002/12/14 18:05
メッセージ: 291 / 1760


暗号について調べてみました。

@外交暗号(パープル)
外務省が使っていた機械式(電話交換機型)暗号。 開戦前に日本の最後通牒を日本大使館より早く解読してFDR,ハルなどは日本側の意向を知っていたことで有名。
ドイツ大使大島浩がナチの情報、新型U-boat、ジェット機などの情報、フランス海岸のドイツ軍の防衛設備視察の報告などを日本に送ったものも全て解読されていた。「ノルマンディー上陸作戦で大島の報告は極めて役に立った」と連合軍側は言っている。

A海軍作戦暗号(ウルトラ、JN-25B)
コ−ド表と乱数表を使った5桁数字の暗号・・・高度の作戦情報用に利用(機械式は費用がかかるので海軍では使用されなかった)乱数表のみ3~6ヶ月で変えていた。
真珠湾当事は解読されていなかったが、42/1~2での太平洋の小島での戦闘、ドゥーリトルの東京空襲などの時に大量に使用され、コード表の変更も少なかったため、4月にはほぼ解読でき、珊瑚開戦には間に合わせ空母2隻を送ることにし、ミドウェーでは最大の戦力を送ることができた。ミドウェー海戦の少し前にコードを変えたため、ガダルカナル戦の間は解読はできなかったが、43/1にはコード表を入手し再び解読ができるようになった。
43/4の山本五十六の撃墜はその結果である。
http://cedar.mii.kurume-u.ac.jp/~smoto/edu/MIS/01/midway/midway.html

B陸軍、海軍輸送専用暗号(S、SM暗号)
42/1ダーウィン沖の沈没潜水艦から暗号書を入手され、大戦中利用できた。日本の輸送船は入出港時、また入港予定時などを送信したため潜水艦のよい攻撃目標にされた。「ダンピィアー海峡」の悲劇(飛行機による)も暗号解読されていた。

陸軍の暗号は暗号書をよく変えていたため、解読されなかったと陸軍関係者はいっているが、ニューギニアのホンデュラスへのバイパス上陸は日本軍の状況を暗号解読し状況を知ったうえで、行ったと米軍は言っている。

これは o_sole_mio00 さんの 274 に対する返信です

ドイツの海軍力
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/14 22:24
メッセージ: 292 / 1760


ドイツは陸軍に比べ海軍力は、ヨーロッパを越えて展開する力は
なかったと思います。
第1次世界大戦までは、海軍力もかなりの水準にありましたが、第1次
大戦に敗北しドイツ海軍はほぼ消滅しました。その後ベルサイユ条約
で潜水艦や1万t以上の大型艦の建造は許されず、1935年ベルサイユ
条約破棄後(フライングは当然ありましたが)に大型艦、潜水艦の
建造に着手しました。そのため、第2次大戦にはイギリスと艦隊決
戦が行えるような陣容は整わず、大型艦といえども専ら通商破壊作
戦に使用されておりました。ドイツ最大の戦艦であるビスマルク、
ティルピッツ以後は大型艦よりも、より通商破壊作戦としては効率
のよい潜水艦に重点がおかれ、計画のあった空母や戦艦の建造は
中止されました。
といった海軍力ですから、開戦となればドイツ、イタリアはあてに
ならず、日本は米英を同時に相手にすることになるため、米内海相
(当時)らが、三国条約に反対したのは無理からぬ事です。

これは s1_9150242 さんの 290 に対する返信です

初期の米機動部隊の奇襲作戦
投稿者: honkytonk_2002_x (男性/扶桑) 2002/12/15 0:15
メッセージ: 293 / 1760


みなさん、大変興味深くレスを拝読いたしました。有り難うございました。

太平洋戦の初期6ヶ月間の米機動部隊の活動と言えば、昭和17年4月の東京空襲が何と言っても有名ですが、それ以外でも、中部太平洋方面へのヒット・エンド・ラン式の奇襲攻撃は、まさに水際立っていたと思わざるを得ません。

確かに、日本機動部隊は、当時は世界最強の水上部隊だったように思えます。飛行機搭乗員の技量も優秀。質・量ともに、です。

しかし、確かに質・量ともに日本側より劣勢だった米機動部隊は、持てる力を動員して、鮮やかな奇襲作戦を実施し、それは後にエセックス級が出揃うまでの「いい訓練」になったと思います。
つまり、真正面から強大な日本海軍に立ち向かおうとせず、ギルバート方面など、日本軍の防備の隙をついた、軽いジャブを繰り出したわけです。下のリンクの本によると、確かに米機の攻撃ぶりは下手糞ではあったらしいのですが、彼等はしたたかに「実地訓練」をする機会を得たと、言えると思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794209533/qid=1039878455/sr=1-1/ref=sr _1_0_1/249-5828605-0350723

これは s1_9150242 さんの 277 に対する返信です

反跳爆撃について
投稿者: marujee 2002/12/15 21:59
メッセージ: 294 / 1760

>ダムバスターを英空軍が使用するのはちょっと後のような気がするのですが・

おっしゃるとおりです。
反跳爆撃で最初に実績を上げたのはアメリカであったが、発案したのはイギリスでした。

反跳爆撃は開戦当初にイギリスの沿岸警備軍によって軽爆で低高度で爆弾を水平方向に投下すると水面に跳ねかえって艦船の喫水線付近の船腹に命中させることができることを見つけた。この話を米空軍のアーノルド少将が1941年、イギリス出張中に聞いてきて、試験的にやってみたらとてもよい結果が出たのでこの方法を採用することにした。
最初の実績は米空軍(第5空軍)がビスマルク海の戦い(ダンビル海峡の悲劇)に使用しすばらしい効果を出した。
1943/2/28、日本軍がニューギニアのラエに戦力増強のため18軍51師団の将兵の一部を8隻の駆逐艦に護衛されて8隻の輸送船がラバウルを出港した。3/2〜3/3にわたり米空軍の反跳爆撃による攻撃を受け、最後の日には魚雷艇による攻撃をも受け輸送船は全部、駆逐艦も半分の4隻が撃沈された。残った駆逐艦によって救助され、ラエに上陸できたのは銃をも持たない950名のみであった。約4000名の兵士を失った。
http://members.tripod.co.jp/nishinom/dic/hi/bismarck.html

ダムバスター(ダム破壊)を英空軍がやったのは1943/5/16〜17にかけての夜であった。
この時は19機のランカスター(617爆撃隊)が出撃し無事生還できたのは10機であった。ルール地帯の3箇所のダムを爆破し下流の工業地帯を水浸しにする計画で、そのうち2箇所を破壊することができた。しかし、ドイツ側は予想以上に早く復旧し、10月には元の状態に戻っていた。イギリス軍は被害も多かったせいか、2度とダム破壊は行わなかった。
http://ho-to-.hp.infoseek.co.jp/upkeep.html

その後617爆撃隊はフィヨルドの中に隠れていた戦艦テルピッツの爆撃、V-2基地、橋などの爆撃、爆撃に先立ってのパスファインダーを専門に行う精密爆撃部隊となった。

これは crub4o さんの 276 に対する返信です

日本軍の作戦で優れたものは・・・?
投稿者: marujee 2002/12/15 23:24
メッセージ: 295 / 1760


>中部太平洋方面へのヒット・エンド・ラン式の奇襲攻撃は、まさに水際立っていたと思わざるを得ません。

そうですねぇ。作戦としてよかったというのは真珠湾の奇襲を除けば優れた作戦はないのではありませんか?
陸軍はただ急進して敵の退路遮断し、混乱状態に陥れる戦術のみであった。

米軍の42/1〜3における太平洋の島々へのヒットアンドラン作戦、ドゥーリツルの日本本土爆撃、英軍のウィンゲート空挺旅団のように敵の予想していない場所に進出して敵を混乱、敵の兵力を分散させるような作戦はやらなかったのではないか?

日本独自の作戦が特攻と風船爆弾だけではどうもいただけない。
作戦は成功したがいい結果が出せなかったレイテ沖海戦/小沢艦隊は作戦としては良かったかもしれないが・・・。
http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/ren-reite.htm

これは honkytonk_2002_x さんの 293 に対する返信です

>617爆撃隊
投稿者: crub4o 2002/12/15 23:27
メッセージ: 296 / 1760


marujeeさん、よくご存じですねぇ。
私はぜ〜んぶうろ覚えです(笑)

超トピずれで申し訳ありません。

>その後617爆撃隊はフィヨルドの中に隠れていた戦艦テルピッツの爆撃、V-2基地、橋などの爆撃、爆撃に先立ってのパスファインダーを専門に行う精密爆撃部隊となった。

と言うことは、617爆撃隊は・・
@5トン爆弾「トールボーイ」でティルビッツの甲板装甲を貫徹して撃沈
A10トン爆弾「グランドスラム」で、地下30mまで貫徹し、秘密基地や強固な橋梁の基底部ごと粉砕
Bドレスデン爆撃で、10万人のドイツ市民焼殺の引導を渡した

立役者と言うことになるのですか?

戦争とは言え、寝覚めが悪くないですかね?

これは marujee さんの 294 に対する返信です

>初期の米機動部隊の奇襲作戦
投稿者: o_sole_mio00 2002/12/15 23:39
メッセージ: 297 / 1760


honkytonk 2002xさん

>中部太平洋方面へのヒット・エンド・ラン式の奇襲攻撃は、まさに
>水際立っていたと思わざるを得ません。

仰る通りだと思います。私もドゥーリトル隊の初空襲について調
べているうちに、開戦初頭に米国空母部隊が活発な活動を行い、
1942年2月から3月にマーシャル、ギルバート諸島、ラバウル、
ウェーク島、南鳥島、ニューギニア島付近に出没しこれらの地域を
奇襲または、奇襲を試みたことを知りました。これらの攻撃は戦果
は微々たるものであったかもしれませんが、日本の機動部隊を牽
制し、海軍の対米戦争のマスタープラン(まとまったプランなどなか
ったかもしれませんが)遂行に影響が出たと思われます。2月〜3月
の太平洋海域の空襲に加えて4月にドゥーリトル隊の本土初空襲
ですから、一連の作戦が日本に与える心理的影響はかなり大きかっ
たのでしょう。
また、被害は小さいといっても、日本側も損害は皆無ではなく、
攻撃を繰り返すことにより、じわじわと消耗していったこと、
更にご指摘の通り空母作戦経験の浅い米国搭乗員にとって実戦を
積む機会になったことなど、一石二鳥三鳥の効果があったのかも
知れません。

これは honkytonk_2002_x さんの 293 に対する返信です

>日本軍の作戦で優れたものは・・・?
投稿者: honkytonk_2002_x (男性/扶桑) 2002/12/16 8:55
メッセージ: 298 / 1760


>作戦としてよかったというのは真珠湾の奇襲を除けば優れた作戦はないのではありませんか?

無い事も無いのですが、真珠湾を超える戦果にはついにありつけなかったのは、事実ですよね。

ちょっとした成功、いやアメリカ側からすれば大打撃とみなされているのは、昭和19年の何月だったか…トラックあたりからブラウン(エニウェトク)のB-24の基地を一式陸攻で爆撃して、爆弾を抱えて駐機してあったB-24群を木っ端微塵にし、地上施設・停泊艦船(雷撃)にも大打撃を与えたというのがありましたよね?
しかし、日本海軍の「おいおい!」なところは、これに味しめて、「よし、もう一度やろう!」となるところです。これを立案した搭乗員(巌谷二三男氏だったと思いますが)は、こういうのは奇襲成功が前提だから、同じ柳の下にドジョウはいないと反対したものの、やっぱり「やれ!」となってしまったと。
案の定、米軍は防備(レーダーを含めて)厳重にし、「同じ柳の下にドジョウはいない」事を証明した訳でしたよね。

これは marujee さんの 295 に対する返信です

私のデータベース>
投稿者: marujee 2002/12/16 10:53
メッセージ: 299 / 1760


>marujeeさん、よくご存じですねぇ。私はぜ〜んぶうろ覚えです(笑)

私も読んだ本の内容はすぐ忘れるほうです。
でも Oxfordの「WW2」というww2の百科事典を持っているのです。
これを見ると結構色々なことが書いてあります。但し内容が少しおかしい所がありまが・・・。
以前、他のトピで坂井三郎がガダルカナル上空で編隊を組んでいた戦闘機と間違えた爆撃機をアベンジャーだと書いてあったのでそのように書いたら過ちを指摘されました。
あれはドントレスだと本人が認めてその操縦士と戦後会っていたというのです。
http://home.att.ne.jp/air/strategic/samurai/sugamo1.htm

でも私はドントレスではあって欲しくないのです。明らかに形が違いますから・・・。アベンジャーのほうがワイルドキャットと同じメーカーのグラマンで、少し大きいが形は良く似ています。その上、下側にも旋回機銃がついていて相手の見にくい下後方から坂井は接近した?(戦闘機は機銃は前にしかない)・・・、しかし、ドーントレスは上部に旋回機銃があり、キャノピーを開けて撃つようになっているのだからこれを見損なうとは目の良かった坂井にしてはお粗末だったと思います・・・。でも現実はそうなのですなぁ。

これは crub4o さんの 296 に対する返信です

いいですねー
投稿者: s1_9150242 2002/12/16 12:37
メッセージ: 300 / 1760


>彼には恨みなどはないのだが、相手がどういう態度とるか不安があったようだ。

>しかし実際会ってみたら2人ともいきなり抱き合って。

>当時祖国が違って敵対関係にあっただけで、同じ価値観のもと戦っていたからこうなったのだろう。

http://home.att.ne.jp/air/strategic/samurai/sugamo1.htm

それから 暗号なんか詳しくみなさまありがとうございます 目を皿にして読んでいます ここ為になります(^^)

これは marujee さんの 299 に対する返信です

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