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2011年09月14日

六華苑

六華苑

 ご夫婦とも福井県出身で三重県に住まわれている方のお宅へ今夏おじゃますることに。薦められるまま始めて「六華苑」へ行く。隣接しているレストランへ気楽に入ったところ高級感の漂い、スリッパ履きという夏軽装に戸惑い。


ウエーター笑顔でOKですよ、とのことで遠慮しながらも一番いい席に座ってしまう。ランチとはいえ、久しぶりに本格サービスに接し値段ともども満足。ウエディング レストランRocca、ここに六華苑の入場券もある。

六華苑(ろっかえん)は三重県桑名市にあり、実業家二代目諸戸清六が大正2年(1913年)に竣工した邸宅。中央の要人と親交を持っていたこともあり、鹿鳴館の設計をしたイギリス人ジョサイア・コンドルに設計を依頼することができた。係りの方にマンツーマンで館内を案内していただく。トイレなども水洗であり、歴史を見れば世界に遅れることなく設置されたことが分かる。螺旋階段は映画でヒロインが着飾って降りてくるような、まさに鹿鳴館そのものなんでしょう。ドアの隙間風を防ぐ作りなど繊細な気配りも見える。まだまだ書ききれないほど細にわたりいろんなことを教えていただいた案内の方に感謝。近くには七里の渡しもあるそうだが、残念ながら時間ぎれ、またの機会があれば。

http://www.awatabe.com/travel/mie/

投稿者 sensyu : 22:04 | コメント (0)

2011年09月11日

あわら北潟湖畔観月の夕べ

北潟湖畔観月の夕べ

 ここ北潟湖へは最近何度か来ることがあった。周辺には吉崎御坊や北潟湖畔荘がある。ここまで車で1時間半から2時間ほどかかる。福井からおいでの方達が驚いていた。私が驚いたのは、

大きな風車が立ち並び風景が一変していたこと、昨年はなかった。夕刻まだ明るく丸い月が出ている。大勢のボランティアの方達による灯りの点灯が始まっていた。それを取り囲むようにカメラの三脚が並ぶ。ちらっと見た感じ相当年配の方が多い。カメラを始めて間がないという若い方といろいろ話し、ついこの間私も通った道をそっくりそのまま歩まれているようでつい応援したくなる。年配のカメラマンのほとんどはフイルム時代を生きた方達。コストのかからない今のカメラワークに少し物足りなさを感じているようにも見える。最近ではこうしたカメラマンの方達と話に花が咲き、いったい何をしにきたのやら、ということが多い。そんなことだから今回もまたほとんどの写真がボケボケになり苦笑。さて福井の花火もそろそろ終わりか。海と違い静かな湖面での花火はまた趣がありよかった。駐車場の係りの方達は親切で、イベントの成否はここにあるような気がする、誘導ありがとうございました。

http://www.awatabe.com/fukui/awara/

投稿者 sensyu : 16:36 | コメント (0)

2011年09月09日

バドミントンの元世界王者

 バドミントンの元世界王者、湯木 博恵さんの訃報が7日に。もういったい何年経つのか、福井県で彼女のエキシビションがあり、そこへ招待されたことがある。

今立バドミントン協会の初代理事長だったからかも知れないが、体育館いっぱいの観客の中、コートすぐ側、10人ほどの席に座らされ気恥ずかしい思いをした。彼女は当時シングルスの女王と呼ばれ、手の届くすぐ目の前に見るオーバーでのバックハンドはそれは見事であったと記憶している。そのあとで、新沼謙治さんとの結婚を耳にして、あの歌「嫁にこないか~」だったのかなどと心の中で祝福した憶え。私にとってもひとつの懐かしい時代が終わったような寂しさを感じる。小さなご縁ではありますが、哀悼の意を表します。

投稿者 sensyu : 12:04 | コメント (0)